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お祭りをレポートする仕事を始めたい

以前に平田くんと2人で、奇祭を紹介するブログを書いていた。実際に奇祭が行われている土地に出向き、写真を撮ってきて、レポートしてブログにアップする。

奇祭は主に地方で行われているので、なかなかの距離を運転しなくてはならない。運転は平田くんの役目だった。私はペーパードライバーなので遠出は危険なのだ。

また写真を撮るのも平田くんの役目だった。平田くんは立派な一眼レフを持っている。私はバキバキのiPhone5しか持っていなかった。仕方がなかったのだ。

さらに文章を書いているのも平田くんだった。これに関しては、なぜ私も書かなかったのか言い訳が見当たらない。おそらく怠けていたのだと思う。

平田くんの手腕は見事なもので、ブログへのアクセス数はなかなかだった。ただ収益化はできなかった。収益化に関してはあまり熱心に考えていなかったし、続けていれば勝手にどうにかなるだろうと思っていた。

私はただ平田くんについて行き、助手席で「どうにかなるだろう」とヘラヘラしているだけだった。

けっか収益化しないまま、この活動はフェードアウトしていった。

さいきん平田くんと話したら、またやりたい気持ちはあると言っていた。私は「あーそんなんだ」くらいの返事をした。

そんな気のない返事をした裏で、実は収益化の方法を熱心に考えていた。

熱心に考えた甲斐あって、私の脳内には収益化のプランができ上がった。

「お金をもらって奇祭をレポートする」

これが私のプランである。ある奇祭に出向いたとき、その地域の長らしき人が「文化を継承していきたい」と話してくれた。

「文化の記録と継承」には需要があるはずだ。そしてブログに記録しweb上へ残す行為は「文化の記録と継承」と呼んで差し支えないだろう。

いま私は依頼を請け負うためのwebページを制作している。平田くんには、いきなり見せて驚かせようと考えている。

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