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ノさんの秘書を通して得た“一番大きな学び”は何?-ノジェス先生の秘書生活240401


いつも事件が起きてFBで発信しているお陰で、全国各地で「忘れ物大丈夫?」と声を掛けてもらえるようになった小林です。

「いやー、こんなにミスを晒してて、周りからみて先生心配されないですかね?」

と先生に尋ねてみるも、

「ミスは全然いいんだよ~」
「チャレンジするからミスするんだし」
「たくさんミスしたらいいんだよ」

と言って下さるので、

ミスをすれば怒られる・馬鹿にされるという常識破壊がされつつあります。

このお陰で、ノ先生の秘書をやらせていただけて、今まで感じたことのない安心感を経験しています。人から、こんなにも優しくされることはないと思えるほどの愛情を感じて、癒されています。

周囲に歓喜と安心を与え続ける先生の在り方に感動するからこそ、僕もそうした人になりたいと強く思うようになりました。大事なのは、人間力・人間関係力であり、それを言い換えると魅力なんだなぁと。雑念に支配されず、常に心が大自由で歓喜溢れていることが外に溢れることで魅力になります。悩んで落ち込み、深刻になる様子は一度も観たことがありません。

課題と出会っても、それをゲーム感覚で楽しんでいる姿しかみたことがありません。ノ先生は本当に悟っているんだなぁと、常々思います。このようにノ先生と一緒にいると、色んな気づきを得られる機会があります。

そこで「ノさんの秘書をやってて得た、一番大きな学びは何?」とよく聞かれるので、その回答を文章でも書いてみました。一番と言われても、一つに絞れないので3つ挙げてみました。


ノ先生の秘書をやって学んだこと①「ミスに対するイメージが変わった。できないところを直すよりも、できてるところを伸ばした方がいい」

ついつい、脳感覚でみると、人はできないことにフォーカスがいきがちです。ミスは恥ずべきことであり、二度と同じ間違いはしないよう徹底的に直さなきゃいけないと思いやすいでしょう。確かに、取り返しのつかないミスはしないようする必要があります。けれども、ミスの中には、そんなに迷惑をかける訳でもないミス、すぐに修正できるようなミスというのがあります。そうした軽度なミスさえも、必ず予防しなきゃいけないと思い、準備周到にしすぎるのはナンセンスなんだなぁと思います。

ミスをすることがいけない訳ではなく、ミスをすることで、本来達成したい目的が果たせなくなることが問題なのです。

なので、目的達成に響かない軽度なミスで動揺する必要はありません。スピーディーな目的達成のためには、最適な方法を見つけるまで、あえて実験的な多種類の小さな挑戦をする場合があります。そのうちの9割が失敗になっても、1割の最適な方法を見つけだすことに成功すれば、あとはそれを繰り返せばいい。実際にやってみることをせず、机上の空論だけで想定し続けても、データが足りず、判断を間違えるかもしれません。日本人は完璧主義になりやすく、韓国人は失敗しても全然いいからスピードが大事。このような文化の違いがあります。0→1を生み出す時、つまり何か新しいチャレンジをするときには、失敗を恐れずにチャレンジの数が大切です。成功のデータと失敗のデータが集まり次第、それをマニュアル化させて成功確率を上げていくフェーズにおいては完璧主義の日本スタイルも有効でしょう。しかし、失敗をこんなにも恐れるのは、世界の中でも日本人がずば抜けているんだろうなと思うようになりました。軽度なミスを予防することに時間や労力を割くぐらいなら、できてるところを伸ばした方が全然いいはずです。

分野横断的に多種多様なチャレンジをすることで、人の特性がみえてきます。ノ先生は、その特性もしっかり見ていて、それを活かせるような環境づくりをしてくれているんだと思います。自分に対しても、他人に対しても、得意なことを知ること。そしてそれが伸びるよう環境や役割を整えること。できないことは、全部ひとりでやろうとせず、どんどん頼ること。心でみれば、目の前の現実も人も全てが自分です。だから、頼るのは全然悪いことじゃない。その分、自分のできることを活かして最大限貢献すればいい。得意な事と、苦手な事の狭間にある境界線を鮮明にして、上手に割り切ることの大切さを感じています。

ノ先生の秘書をやって学んだこと②「どんな人とも対等平等」

いい仕事をすれば、人から認めてもらいたい。ましてや、組織のリーダーから認めてもらえたら尚嬉しい。そう思うことって、よくありますよね。しかし、ノ先生は、仕事を頑張り、貢献してくれる人に対して、あえて褒めなかったりします。

そのような場面をみて、僕は「もっと褒めたら喜んで頑張るんじゃないかな?」と思っていました。

しかし、ある時にノ先生が、「絶対に裏切りがないような関係性を創りたいんだよ」と話していました。

「褒めてほしい、認めてほしいという人がいるけど、『あなたは私の奴隷じゃないでしょ』って思う。私のために頑張ってたら、奴隷じゃない。そうじゃない、絶対平等の裏切らない関係性がつくりたいんだよ。褒めたから頑張る、認めるから頑張るじゃなくて。頑張ってること認めてと言われても、私だってめちゃくちゃ頑張ってるんだから。」

このように話すノ先生をみて、上下関係ではなく、絶対平等の関係性を常に創ろうとしていることが分かりました。また、僕に対しても、ああやれ、こうやれと言いません。ただやるだけではなく、言われてやるのか、それとも、主体的にやるのか観てくれている気がします。

「普通だったら、ここまでの発見をすれば、宗教にしちゃうんだよ。リーダーを崇拝させて、お金集めて、お金の力で宣伝して人を集める。けれど、信じることしかできない、思考停止の人を量産させても意味ないじゃない。必ず、バブルになってしまうんだよ。それで、宗教団体には絶対させないぞって決めたんだよ。悟りを技術化・職業化・産業化させるために、29年間常にコンテンツを開発し続けてきたんだ。それで、2024年ようやく間に合ったんだよ。」

絶対平等な関係性モデル創りを求め続けてきたノ先生。この姿をみて、僕はノ先生は、超リアリストであることを知りました。これ以上の現実主義者はいないんじゃないかと思います。世の中には、実現可能性に蓋を覆いながら理想を語る人、理想を諦めて実現可能な事だけをする人が多くいます。しかし、ノ先生は、理想を実現させる具体的な地図を持っている人であり、自身で実行し続け、伝達も曖昧にせず、言語化・学問化・技術化・商品化させることで、対等平等な関係性による組織化・勢力化に励んでこられました。

ノ先生の秘書をやって学んだこと③「決して無理はしない。やるべきことを確実にコツコツと。」

②と繋がりますが、僕からみてノ先生は、かなり現実を大事にする人です。そのため、決して無理をしません。僕が韓国で車の運転をするときには、自ら教官になってくれました。無理をさせず、一歩一歩確実にできるようにさせていく人の印象です。

また、ノ先生はイベント登壇する際に、膨大な量の手書き原稿を準備します。イベントテーマを聞くとすぐに、A4の紙にびっしりと原稿を書きます。そして、その原稿を目につくところに置きます。納得いくメッセージが生まれたら、清書をします。

こうして、コツコツとやるべきこと一つ一つを大切にこなして、丁寧に仕事をする姿に感銘を受けました。毎日膨大な量のイベントをこなしつつ、一つ一つの準備を丁寧にやることに驚きました。このようなコツコツとした蓄積を29年間することで、話す内容がどんどん増えていき、今では30日間連続講義をしてもメッセージが尽きない習慣が形成されたんだなぁと思います。

ドッカンと悟ったから、すごいメッセージ発信ができるのではなく、悟った後に、コツコツとやるべきことを積み重ねてきたからこそ、今のようなメッセージ発信ができるのだと思います。コツコツとやり続けることは、本当に重要。大きな学びをさせて頂きました。

まだまだたくさんの学びがありますので、また後日書かせていただきます。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。


写真は博多ロマリア5daysのスタッフ写真です♪

小林隆人

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