試合に勝って勝負に負ける



今日久々の配信がありました。
私はスイッチャーという、複数の映像の画面切り替えができる装置を指します。
私はこれを担当しました。
昨日急遽アサインされたのでどのような意図で起こっているものなのか、どの様な配信風景なのかを知ることができませんでした。
そんなことを思いながら昨日設営を済ませ、本番当日の今日、私がやるべきことは配信に変なものを載せず無事に終わらせること。
それだけに集中することに意識を向けてました。
リハーサルでも私のところだけ確認してそれ以外は聞いて入るが頭に対して入っていない。
そして迎えた本番。
結果言うと無事に配信は終わった。
無事に終わって一息ついていると、先輩から振り返りの会をしようと声がかかった。

そして振り返りの会。
先輩は少し不満そうな顔をしていた。
そして口を開き
「今回の配信試合に勝って勝負に負けた様なものだ」
そうおっしゃいました。
私は、ある程度できていて、配信も何もなかったのだから成功だろうと考えてました。
ですが、反省点として挙げた先輩に頼りすぎていて、しっかりとしたコミュケーションが取れていなかったのも事実でした。
そして続けて先輩は、「配信としては成功だけど、オペレーション的には最悪だった」と言われていました。

理由としては

•全体を統括している先輩に頼りっきりになってしまう

先輩たちは、業務経験が蓄積されているため、一緒に仕事をする人が失敗しがちなポイントを理解していて、周りのフォローをするのも上手から、頼りすぎてしまう。

•自分のの任された役割しかできていなかった

今回やる役割を完璧に遂行することだけを考えて周りを気にかけることができず、その周りのことを先輩に任せてそこまでやることが多くないスイッチャーだけを動かしていると言う状況でした。

そして改善点として

•先輩に頼りすぎてしまう
仕事が出来る人は、たくさんの経験から自分なりのノウハウを持っているため、様々な状況に柔軟に対処出来ます。もちろん、困った時に仕事が出来る人を頼りにすることは悪いことではありません。しかし、彼らに対してただただすごいな、と思っているだけで、何も考えずにいては自分の成長には繋がらない

•自分の任された役割しかできていなかった
新入社員というマインドをまず捨てるべきだと私は考えました。
このマインドある限り、甘えが生まれて、成長する機会も失われてる可能性があるからです。
今回の件で、配信卓の担当なのにも関わらず頼まれたのはスイッチャーだけという認識にしてまったので、周りを見てしんどそうな人を助ける、あらかじめ使う機材に関しては、知っておくなどしておくことだと感じました。

この記事が参加している募集

#振り返りnote

85,214件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?