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貧しいながらも楽しい我が家がいっちゃんムズイ。

私が住んでいる大阪府堺市は、2021年「共働き子育てしやすい街」第8位!
住んでいて本当に「共働きしやすい」と思います。
息子の保育園もすんなり決まる。
育児短時間勤務で復帰予定の看護師は肩身が狭い。
(※現場はフルタイム夜勤上等のナースが欲しいが、施設側はママさんナースが活躍しやすい職場ですをアピールしたいの板挟み。)

なので、入園許可が下りず育休が延長になることをこっそり期待していました。
その期待に反して保健所の方からのありがたいお言葉。
「4月を待たなくても、今すぐ入れますよ」
丁重にお断りした程、すんなり入れる。

息子は保育園に通い出したら、いただける感染症はすべて残さず頂戴してくれたので、頻繁に病院のお世話になる事に。
そんな時も堺市は優しい。
病院に月に3回受診した場合、1,2回目は500円、3回目からは無料。

病気にも優しければ、元気にも優しい。
まあ、とにかく大なり小なり公園が多い。
小2の息子は公園をはしごして遊びます。
土日のお出かけ?近所の公園で大満足です。

そして、交通の便もバッチリ!難波も天王寺も近い上に、大型ショッピングモールも多い。
堺は車がいるでしょ?と大阪市内の方によく言われますが、あるにこしたことはないけど、電動自転車でも十分、子供が自転車に乗れるようになったらどこへでもフットワーク軽く行ける。
って堺市をPRしたい訳ではないのです。
そんなランキングが出来るほど、今では共働きが基本という事が言いたい。
結婚を機に会社を退職する事を「寿退職」なんて言っていたのが、びっくりするほど昔の事のような気がする。

そして看護師に寿退職はほぼない
旦那さんの勤務先がよほど遠い場合だけやないでしょうか。
師長さんからは、「今病棟、妊婦さんが多いからちゃんと計算してね」とは言われても、「結婚しても辞めないでね」なんて聞いた事がないし、言うた場合は師長さんだけでなく、先輩方からも総ツッコミ。
「なんで、辞めるん?専業主婦?こんだけ忙しいのに慣れてたら暇やで。お金ももらえるのに。お金なんてなんぼあっても困らんで。」

それぐらい、看護師は結婚しても仕事をやめない。
それでも皆の反対を押し切って専業主婦になった後輩がいたが、第一子が生産まれ久しぶりに会った時にこんな質問をもらった。
「あの、結婚前にためた貯金っていくらぐらい残してたらいいですか?」
共働きチームは貯金が増える事はあっても、減ることはない。
育休手当も申し訳ないぐらいいただいていた。
だから、辞めたらアカンって言うたのに!と集中砲火を浴び後輩は
「そうですよね」と言うしかなかった。

‟ 貧しいながらも楽しい我が家 ”

ほのぼのとした暖かい家庭を思い浮かべるけど、よく考えてほしい。
これ、めっちゃムズイで。

家庭を持ったら、妻・夫ともにその家庭を良いものにしよう。
暖かい、安らぎある家庭を作ろうという覚悟が大切だと思う。
その礎になるものが生活を支えるための生業、仕事ちゃうんかなあと思う。
最近、なぜか私の周りに ‟ほぼ主夫 主夫予備軍 主夫希望” の男性が現れ出した。
私は、その奥さんと知り合いなのだが旦那さんのその主張、希望を納得している奥さんはいない。
いません。
そんなんいてません。
話しを聞くとその旦那さんたちの共通点は、「覚悟がない」のである。
言葉・行動に ‟ 思っていたのと違う、こんなはずじゃなかった ” というのが現れまくっている。
そして
「ガツガツ仕事するのは向いてない。貧しくても楽しい方がいいので。」って家族皆の意見のように主張している。
いやいや、奥さん不安、不満を抱えていますけど…。
すでに、貧しくて楽しくなさそーなオーラが出ています。
奥さんたちは、パートタイムからフルタイムに切り替えたり、育休復帰を早めたり、何かのフラグ立ってますけど。

私はこれを書くことで、高収入の男性を狙えと言っているわけでない。
年収の問題ではなく覚悟の問題、暖かい、安らぎある家庭を築くために俺は私は何をするべきかという事を明確にし、それに邁進する覚悟がある人を見つけて欲しいと思うのです。






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