W杯に嫉妬を抱いていた
私はサッカーに興味を持った事がほぼありません。
今までのW杯もしっかり観た事がないし、サッカー漫画も読んだ事がない。
理由を考えてみました。
①サッカーという競技そのものに興味が持てない
②W杯になると現れる大暴れサポーター
主にこの2つなのかなと思います。
まず1つ目。これはどのスポーツにも該当する事ですね。興味がなければ観ようとは思わないし、観ても楽しみ方が分からないから退屈に感じる。
よって観続けられない。
例えば私の好きな野球。
一球ごとのあの緊張感が堪らないです。
先発は誰?中継ぎ、抑えはどう組み立てる?
打順は?9イニングごとの楽しみ方が異なります。
格闘技。
他のスポーツとは明らかに一線を画す勝敗の明暗。それはあまりにも無残で残酷的です。
敗者は失神した姿を晒す可能性がある訳ですから。そこにスリルが生まれるのです。
•ルール
•ゲームプラン
•選手
この3点の知識があれば楽しみ方は格段と上がります。
でも「それを知りたい」と思える魅力が無ければなかなか興味は持てない。
私にはその魅力が感じられない。(勿論世界中で白熱しているW杯に興味を持てない私がマイノリティ側である事も自覚)
2つ目のW杯になると現れる大暴れサポーター。
これはW杯の度思ってました。
「日頃サッカーの話ってそんなに話題にならないのにこの大暴れサポーター達は何処から湧いてるんか?!」と。
度が過ぎてDJポリスなんて言葉も生まれた程ですが、その時は「サッカーのサポーターは民度が低いな」なんて思ってみてました。
そして今年。
カタールW杯があり、日本は見事決勝トーナメント出場。惜しくもクロアチアに惜敗する形となりましたが、日本に大きな熱気をもたらしました。
私は今年のW杯を観てて思ったんです。
「あれ、今までの俺のサッカーに対する見方って嫉妬入ってるよね?」って。
それはサポーターの存在を見ててです。
私のnoteを読んでくれている方はご存知だと思いますが、私は総合格闘技が大好きです。
UFCファイトパスに加入して毎試合チェックをする程に。
この前も平良達郎がUFC2戦目をフィニッシュ勝利しました。
でも、あれ?日本全然盛り上がってないやん。
これって例えば平良がUFC日本人史上初王者になったとして盛り上がるん?
めざましテレビとかのニュースで取り上げてくれるん?
え?待って、W杯めっちゃ盛り上がってるやん。
こんなに喜びを共有しあえたら何て楽しいんだろうか。
今までのサッカー(W杯)に対して感じていた思いは、実は嫉妬と羨望から来ていたものなのか。
•••私は大人になり素直になれたのかもしれません。
今年のW杯、やはり試合を観た訳ではないのですが、偏った考えで観る事は無くなったかな。
だって、仮にサッカーファンの民度が低いなら総合格闘技ファンの民度はマジでヤバいよ。Twitterで実感しました。
サッカーファンの皆様、大変失礼しました。
興味なんて何かきっかけがあればすぐに生まれるものだと思うので、その時が来るのを待ちます。
何事も楽しめる人間でありたいと常々感じる所です。
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