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原始反射をとると生活が楽になるってホント⁇人間脳を育てるを読んで

家族に薦められ「人間脳を育てる」を読みました。
どうやら、原始反射をとると発達に凸凹がある子供たちの困りごとが幾らか軽減するらしいです。
私はこう見えても理系人間です。
そんなエビデンスが無いようなものは信じないぞ!といった先入観バリバリで読み進めました。
結論からいうと、この本に書かれていることは確かにエビデンスが無いので、原始反射をとれば発達に凸凹がある子供たちの困りごとが軽減できるとは断定できません。
ただし、著者の考えは、多くの方と接し、その豊富な経験から導き出したのだそうです。
モノの見方を変えれば、一理あるかもしれないなぁと思えました。
原始反射をとる(本の中では原始反射をとることを”統合”と言っています)には遊びが必要なんだそうですが、その遊びが十分でないと原始反射が残ってしまって、生きていくのに困ってしまう事が起きるそうです。
今の社会は、ゲームやテレビなど、昔に比べ子供たちの遊びを奪ってしまう誘惑が多いのかもしれません。
さらに、子供たちは、宿題や、塾に忙しく、遊ぶ暇がありません。
そのため原始反射が残ってしまうといのも一理あるのかもしれませんね。
現在、生きていくために必要な能力である非認知能力が注目されています。
その非認知能力を養うには、やはり遊びが大切だとも言われています。
よって、子供たちの遊ぶ時間を確保することが重要なのかもしれませんね。
しかし、高いお金をかけて遊びを与えるのではなく、外で鬼ごっこや、だるまさんが転んだ、ボール遊びなど、昔からある遊びで十分なんでしょうね。

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