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強烈なリーダーシップが魅力的、成しとげる力💡⛽️

こんにちは!小泉たかです。今日は良いことがありました、スタバの店員さんがいつもありがとうございます😊ニコニコと飲み物にメッセージを書いてくれました!癒されるわぁぁぁ、これだけでブログ作成の意欲向上、スタバがまた一段と好きになりました😆千葉のスタバの店員さん、いつも笑顔で気持ちの良い接客をしてくれてありがとうございます。

最近の読書のジャンルですが、中小企業診断士の実務で学んでおきたいものや知識として習得したいものと、トレンドのビジネス書の2種類を中心に選んでます。今回はビジネス書の企業シリーズ(あまり選ばない)でGAFAとかではなく日本の企業である日本電産会長の永守重信さんの成しとげる力の感想をお伝えします。

日本電産のイメージ

渋い会社のイメージでした。今の日本企業の代表を思い浮かべるとしたら、ヤフー、ソフトバンク、楽天、ZOZO、メルカリ、などのIT企業がイメージできます。日本電産と聞いて私は製造業、老舗企業とイメージしますが、この日本電産は外部環境の変化に自社の資源を活用してセグメントを決め、資源を効率よく投下し現在も世界的にシェアの高い製品を多く持っています。家電メーカーや、財閥系とは違って代表取締役会長の永守さん1代で日本電産はここまで大きくなっています。どうやってここまで成長できたのか、高度経済成長期、バブルの崩壊、リーマンショックを乗り越えて日本を代表する企業として生き残っているのか、ここから紹介していきます。

一番以外は全部ビリ、とにかく一番を目指せ

負け犬になってはいけない、どうせやるならどんな分野でも「一番」めざせ。意識が変わればその人が持っている本来の力が発揮されるものである。世界一の企業を目指して経営していく中で人の意識をどう変えるかに注力し、やる気、気概、情熱、熱意、執念、そうしたものを高めていくことである。世界一の企業という意識の高さ、その高い意識が従業員にも伝わっていたのではないかと思います。

苦境のなかでこそ、人も会社も真価が問われる

リーマンショックは日本電産の歴史の中で最大の危機であった。グループ全体で売り上げがピーク時の半分以下になり恐怖感に襲われていた。対応策としてすべてのコスト、仕事のやり方、進め方、物事の発想を原点から見直し、一気に構造改革を断行するとともにどの企業よりも早く賃金カットを実施した。2年目には業績は回復し最高益を更新したのだった。早めの対応が功を奏し、賃金カットを解除し、これまでの減額分に利子をつけて返すことができた。このように苦しい問題に正面からぶつかって解決した人、それを乗り越えた人は大きな力をつけて輝かしい未来へとさらなる一歩を踏み出すことができるのだ。

チャレンジした人を評価する加点主義

世の中の会社はたいてい「減点主義」を採用してる。このシステムだと積極的に仕事に取り組んで失敗するより、何もしないほうが点数が高くなってしまう。日本では、失敗したら責任をとって辞めるというのが一般的である。それが潔い身の振り方であるという風潮もある。しかし、本当に責任を取るためには辞めることではなくその失敗から学び、糧にして次の成功につなげることだ。

ゆでガエルになるな、時代の変化に対処せよ

物事には変えてはいけないものと変えていかなければいけないものがある。理念や社是、あるいは基本精神、こういった会社の根っこの部分はより広く地中に広がっていかなければならない。それに対して地上の変化はどうか。体に合わない小さく古い服は脱ぎ捨て、身の丈に合った新しい服に袖を通して時代の最先端を走り続けなければならない。


体育会系ノリのワンマン社長のイメージになりそうな精神論がありながらも外部の環境変化に対応する柔軟性を持ち合わせているので企業の新陳代謝が高い印象を受けました。時間の流れとともに日本電産はイノベーションを起こし、進化し続けているようで決して枠にとらわれることなく、社長のリーダーシップによりチャレンジ精神が会社に根付いているように感じます。今後は永守会長の意思がどこまで影響するかにもよりますが、事業ドメインの変化、事業譲渡、買収等、事業展開のスピードに拍車がかかるのが予想されます。それでも日本を代表する製造業は時流を先読みし、モーターの次のヒット商品を永守イズムを継承し、「世界一を目指す」と果敢に世界の企業に挑戦していくことでしょう。日本の製造業の素晴らしさを感じとれる一冊だと思います。

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