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作品鑑賞4 劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦(2024)

チームの柱ってすごいな
監督: 満仲 勧
→アニメ1から3期の監督も務めた方

【感想】
 研磨の視点が多い印象で、コレは音駒高校の研磨ファン歓喜するだろう。研磨のバレーに対する姿勢の変化に周りがとても喜ぶシーンが印象的で、真の意味での仲間を感じた。 

 でも1番の印象が変わったのは黒尾だった。ハイキューの推しキャラといえば青葉城西の及川さん、伊達工業の二口さん、白鳥沢の天童みたいに性悪やクセモノでもバレー愛は人一倍あるよねっていう話が好きだったけど、黒尾鉄朗はそうじゃない。

仲間たちを見る観察眼があって、加えてチーム全体のメンタルケアまでできてしまう感じ。劇中でも幼少期に黒尾が研磨をサッカーに誘わないのは、本人が好きじゃないことを分かっているから、でもやりたいことにはきちんと意思表示するから大丈夫だと言い切って、研磨の父親を説得するシーンがある。小さい頃から観察眼は備わっていて、相手がどうやったら喜ぶと声掛けなのかを考えて成長したと思うと、やはりハイキュー界トップクラスの聖人かもしれない。キャプテンの鏡だ。

アニメ勢なので、この感性を養うまでに数年のラグがあったと思うと漫画で追うべきだったと少し後悔した。

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