目先の出費を渋り続けた人間の末路

 ずっと使っていた携帯がついにイカれてしまったので、この度携帯を新しくしました。
 iPhone6sからこの前出たiPhoneSE2にかえたのですが、買い換えて1週間でもうすでに今年のベストバイが確定しそうなくらい感動しています。
 6sくんは4年以上使い、一度バッテリー交換もしてもらったぐらいで本体に大きな傷もなく、何も問題なく使えていたのですが、バッテリーが2回目の消耗を見せたために急遽買い換え。サイズが一緒、ケースも流用出来る、価格もお手頃という三拍子揃ったSE2に決めました。
 cpuは最新であるものの本体はiPhone8の流用ということで、2年おきにスマホを買い替えている層には物足りない性能(カメラとか)というようなレビューもあった気がしますが、もともとiPhone6s使いの私には全てが革命です。もうびっくりですよ。
まず容量が128GBある。私のように64GBで満足していた人間にはそこがもう感動です。クレカとかSuicaも携帯の中に取り込めます。QI充電対応なのもいいけど新品だから電池の持ちがそもそも良い。モバイルバッテリーを持ち歩く生活は当分必要なさそうです。動作もサクサクだし、至れり尽くせり。カメラは前からそんなに不満がなかったので順当に性能が上がってよかったねって感じ(タピオカメラに期待)。
 本題。今回の買い替えをきっかけにKindleをダウンロードして電子書籍にも手を出してみたのですが、なんでもっと早くやってなかったんだろうというのが率直な感想でした。6sでもKindleは出来たのですが、いかんせん電池の減りが早すぎるので日頃読みづらい。動作も遅いしでこれならKindle端末買った方がいいレベルでした。でも今はそんな難点から解放されたので好きな時間に好きな場所でスマホで本を読める。これがとんでもなく良いです。スマホで本を読んで飽きたらそのままYouTubeなりSNSをして、しばらくしたらそのまままた読書に戻れて、ダウンロードしたいろんな本がスマホ1台の中で読める。
 自分の時間の使い方が劇的に変わりました。読書習慣を作ろうにもスマホを触る時間がなかなか減らせずに苦しんでいたのが嘘のようです。
考えれば、充電とか、容量とか、さっき自分が感動していたものも世間は数年前に経験しているのです。それに気づいた時、どれだけの時間を自分は無駄にしてしまったのだろうと思いました。高校生の時に6sを買ってもらって、大学生になって自分で10万近くかけてスマホを買うのがもったいなかった。バイト代ひと月分の出費をするほどのものとは思えなかったのです。でも、その時買っていれば、そこから今までの時間は全くの別物になっていたはず。そっちの方が確実にもったいないです。今ならわかります。
 浪費家になる気なんてさらさらありませんが、これからは余裕がある範囲ならお金は積極的に使っていこうと決めました。お金は使う為にあるっていう言葉の意味が分かった気がします。

金を使うといったもののKindleでのスマホ読書はprime readingだから実質無料というね。でも読みたい本いっぱいあるし現状はそれでいいかなぁ。

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