負の食欲という奇妙な概念

知り合いの食事好きは本当によく食べる人が多い。


もちろん、中には異常な人もいる。世の中は広い。焼き鳥をわんこそばの勢いで数時間にわたって延々と食べ続ける人や、フランス料理のフルコースの前に前菜と称してカレーやラーメンを食べるタイプの人間は、さすがに胃袋が壊れているとしか形容できないとは思う。


だが…自分の知り合いに限って言えばだが…恐らくそういう異常な胃袋の持ち主は割合としては恐らく少ない。いわゆる幼少期から、普通に一日三食美味しく食べていたという人が圧倒的大多数だろう。


それなのに”食べる”のである。普通の人が一日三食かけて食べるような分量を一食で普通に平らげ、挙句の果てに「お腹が減った」とまでいい始める有様である。


なぜそんな奇妙な現象がおきるのか?それが僕が負の食欲という概念に気がついた瞬間だった。

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