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ゴールデンウィークは新型コロナの規制が緩和した久しぶりの連休でしたね。予想通りの混雑ぶりになりましたが、日常が戻ってきたようで嬉しいですね。

僕は連休前にお出かけしてきました。
やはり旅は良いものです。
最初に訪れたのは広島県。

とびしま海道をサイクリングするため広駅からバスに乗り換え。

瀬戸内島をめぐるサイクリングしまなみ海道ととびしま海道をご存知だろうか。尾道や呉と今治を繋ぐ島と橋を渡りながらサイクリングするコースです。呉方面から回るのがとびしま海道、尾道方面から回るのがしまなみ海道。全長合わせるとすごく長い距離になるので体力と時間がある人は挑戦してみては。いつか全長回ってみたいと思っています。
今回は時間の都合でそんな回れないし初心者なのでとびしま海道から行けるところまで行く島巡りを計画。瀬戸内の海山の光景を思い浮かべながらネットで検索がすでに楽しい。

ネットで調べるとさすが観光スポット。たくさんレンタサイクル店があります。都内は無人自転車レンタルサービスの会社が豊富でコンビニやマンションの下でもネット予約で借りて乗り捨てまで出来て便利になってます。今回の離島サイクリングにはありませんでしたが、そんなシステムも今後は設置されていくかもしれんせんね。

その後いつものようにマイペースで計画。
そろそろ決めていかないとな、とイメージした予定は広島に昼くらいに到着して五時間くらいサイクリングして瀬戸内の夕焼け見て市内に戻る流れでした。
前日になり、予約しようかと思って一軒のレンタサイクル屋さんに連絡。
高「自転車借りたいのですが、13:30くらいに仁方駅に自転車を拾うこ とはできますか?」
店「その時間は届けられないんです。午前なら持っていけます」
高「あ、そうですか。そうしたら、広島から向かうのですがお店に行ったらいいですか?
店「うちの店は遠いから広駅からバスで三之瀬に来てください。でもバスの本数が少ないのですよ」
高「ヒロエキ?サンノセ?本数ない?」
 突然の指示と知らない地名に戸惑う。自分の調べでは仁方駅まで行けばどうにかなると思っていたので動揺。
高「東京から行くのでその辺が分からないんです。仁方駅からお店に行けますか?」
店「仁方駅までは7,8キロありますよ。それにバスが少ないですからタイミングが悪いと一時間は待ちますね。広島から来るなら時間調べたほうがいいですよ」
高「ええ?」
 まさかのローカル線ローカルバス時間本数問題勃発。
高「一旦調べ直してご連絡します」
店「帰りのバスも調べたほうがいいですよ。解散場所の下蒲刈発のバスは16:30が最終ですから」
高「それを逃すとどうなりますか?」
店「7,8キロ先の仁方駅まで歩くしかないですね。仁方駅も電車の本数少ないですから広駅まで行くしかないですね」
高「広駅は歩くとどうなりますか?」
店「10キロくらいですかね」
 それはマズい!ということで計画を練り直すことに。まだ席を予約してなくて良かった。

ということで、イメージしてた時間より早い出発にはなりましたが東京→広島→広→下蒲刈まで乗り換え午後過ぎに無事到着。

瀬戸内のどこかの島

店「どこまで島巡りしますか?」
高「行けるところまで行こうかと思ってはいます」
店「お電話では普通の自転車でいいと言われたのですが結構大変ですよ。大丈夫ですか?」
高「問題ないです。自転車良く乗りますし体力には自信ありますから」
店「分かりました。ではお気をつけて」
 出発!!

瀬戸内の海。下蒲刈と別の島へ渡る橋の上。

海の景色は気持ちが良かったけど、出発して200mくらいで早速の急勾配。しかも陽射しが暑い!走り始めて1分で自転車のチョイスに後悔が。。。

なだぎ武さんのネタの真似。ディランのポーズ。

結局島島を渡るのは止めてこんな風に遊び始める。

下蒲刈の島は山に入るとキツイ急勾配ですが、海沿いであれば平坦なのでコースはそれに変更。
空と海と島の山以外何もない自然溢れる場所。日常を忘れて潮風を浴びながらサイクリング。不安になるぐらい人がいない。そんなロケーション東京では考えられない。自分だけの島にいるようで独占気分で鼻歌も出る。人がいないのだからでかい声で歌った。気持ちくなってそれはもう屋外コンサート気分。海、山、大空、自然溢れる景色には程遠い尾崎豊「I love you」を歌った。しんみりした曲を海に向かって熱唱した。そしてどこからか視線を感じ山側を見ると、みかんを収穫してるおじさんと目が合った。頭がおかしい奴のフリして、俺は歌い続けた・・・レンタルチャリンコで走り出す!

絶景撮影スポットを見つけた。

スタートしてから島の真裏に着いた場所かな。向こうに見えるのは他の島か、はたまた四国か。昔の人は簡単に行かれない向こう側を想いどんなことを考えてたのだろう。
というロマンめいた話は置いといて、この写真を撮るまでに苦労がありました。

全然間に合ってない!!
セルフタイマーが10秒までしかないからその間に向こうに行かなければならない。いつも長く感じる10秒がとても短く感じた。
そして再度挑戦。

あー!あと少し!
カメラ置いた場所から椅子までが意外と大変で、こんな岩場なのね。

足場が悪く、階段を下りてから一つ一つデカい岩を登らなくてはならないから大変で。しかも椅子に座るわけでしょ。
それはそれは負けん気に火が付きますわなあ。
次行ってみよう!

めちゃくちゃ駆け上がった勢い伝わりますか?
向こう側の海に転落するくらいの前傾です。
次!

一歩出た!
次!!

もう少しだったのに。
この頃になると太ももがパンパンになり始めてました。
俺に残された力はあと数回・・・
次!!

さっきより遅れた。
コツは掴んできたけど疲れが見え始めたか。もうチャンスは少ない。
頑張れオレ!
次!!

オッシャー!!
辿り着いた!!
けど、座った瞬間でなんかつまらない。
ポーズを取らないとね。
ラストチャンス!
次!!

やったー!!
これがやりたかった!
嬉しい!
ということで、一人遊び終了。

時間の都合で夕焼けを見ることはできなかったけど、有意義な時間が過ごせました。

そして広島市内へ戻った高杉君でした。

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