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シリコンプロテーゼを入れたあとは、いつから眼鏡をかけたり、鼻をかんだりできますか?

鼻にシリコンプロテーゼを入れる施術を行う際、春先に特に多いご質問が、「花粉症なのですが、鼻は術後どのくらいからかめるでしょうか」というものです。花粉症やアレルギー性鼻炎をお持ちの方には切実な問題ですね。
その他にも、「目が悪いのですが、術後眼鏡をかけても問題ありませんか」といったご質問も多く寄せられます。
鼻にシリコンプロテーゼを挿入した場合、眼鏡や鼻をかむ等の日常生活への影響はどのくらいあるのでしょうか。
高須クリニック名古屋院院長 高須幹弥医師が回答します。

眼鏡はかけてもいいけれど、なるべく控えて

眼鏡やサングラスに関しては、かけなければ日常生活が送れない方もいらっしゃると思います。
当クリニックでは、そのようなどうしてもの場合に限り、手術当日でも「帰りなどの僅かな時間だけ、極力鼻に負担がかからないようにならかけても構わない」としています。

その後も、一週間くらいは手術部位が安定していないので、必要がないときはできるだけ眼鏡やサングラスは外しておいてください、と指導しています。
手術から1ヶ月ほど経過すれば、むやみに強く押したりしなければ、普段通りに生活していただいて構いません。

以上のことから結論は、「骨叩きも矯正器具も、鼻が高くなる根拠はないので、やめておきましょう」です。

術後1ヶ月は鼻をかむのも控えめに

鼻をかむ場合ですが、シリコンプロテーゼを挿入すると、鼻の穴の中に傷口ができます。
鼻を強くかむと、傷に負担がかかる上に鼻水にも雑菌が混じっているので、術後一週間ほどは強く鼻をかむことは控えてください。

花粉症やアレルギー性鼻炎の方は、なるべく鼻水が出る原因物質を避ける、内服薬や点鼻薬で症状を抑える等の対策をとっていただくのが良いでしょう。

術後1ヶ月もすれば、多少鼻をかんでも大丈夫です。
しかしその際でも、強くかまない、小鼻をそっと押さえる等注意は払ってください。

術後半年ほど経過すれば、プロテーゼ挿入部位も完全に落ち着くので、普段どおりに鼻をかんでもらって大丈夫です。

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すべてにおいて、4週間程は鼻に気をつけましょう

纏めると、どのようなことでも、術後一週間ほどは鼻を強く押したりさわったりしないことを守ってください。
1ヶ月が経過すれば、鼻をかんだり普段どおりに眼鏡をかけっぱなしにしたりしても大丈夫ですが、強い圧がかからないよう気をつけること。

そして、プロテーゼが完全に安定するのが、術後約半年と覚えておきましょう。安定してしまえば、術前のように鼻を押したり触ったりしても大丈夫です。
それまでは鼻を強く押したりぶつけたりしないよう、気をつけて生活してくださいね。

それぞれ具体的にいつから、というのはプロテーゼの状態や腫れによっても変わってきますし、医師によっても判断が異なる場合もあります。
詳しくは担当医の指示に従っていただくのがよいでしょう。


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▼【公式】高須クリニック名古屋院院長:鼻を高くするシリコンプロテーゼの解説 リスク、腫れ、副作用、経過、ダウンタイムについて ずれるのか?入れ替えする必要はあるのか? 美容整形外科高須クリニック高須幹弥が動画で解説
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