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中国に関するいろんな記事と著作権(引用ルール

※タイトル画像は村谷さん撮影の、深圳白石州美食街の写真。このNYPD(PDはピザデリバリーの略)のピザは美味しかったけど、街の再開発でクローズしてしまった。ニューヨーク警察にはまったく許可取ってないだろうなあ。

たまに、自分の管理しているFacebookグループ等のコミュニティに、引用ルールがガタガタな記事がシェアされることがある。
何が正解で、どういう対応が良いか、自分の中でも定まってないので、一回曖昧なまま読者限定ブログに書いておこうと思う。

引用ルールはどのぐらい一般的か

たとえば、僕が中国の何かの統計グラフをここに貼って、「xx省発表のこの表だと、景気は~」みたいな話をするのはおおむねOKだ。一方で、景気が上がってるみたいな文章を書く中で、市販の盛り上がってるマンガの1コマとか、ネットで拾ってきた元気良さそうな写真を使うのはだいたいNGだ。
今回自分が気にしようとしてるのは、そのレベルの雑な引用ルールの話だ。

はてなでブログ書いてるような人だと引用ルールのなんたるかはわかってて、さいきんSNSやブログ始めて、youtubeでインフルエンサーやりたそうな人だと、引用ルールそもそも知らない気がしている。

中国だと企業広報でもメチャメチャ

中国だとデカイ会社の広報でもそのへん極めてテキトー。
たとえばこのSpinQという、深圳の量子コンピュータの会社は、会社の広報wechatの画像に普通にワンピースのキャプチャを載せて、さらに自社のウォーターマークをつけている。どこから突っ込んで良いのかよくわからない。

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もちろんXiaomiやHuaweiのオンライン発表とかになるとしっかりしているのだけど、そうじゃない会社の方が圧倒的に多いし、大学内の資料なども適当だ。僕が深圳大学で中国語を習っていたときは、先生が作るPPTはどれも引用ルールにほとんど配慮がされていなかった。
なので、留学してそのまま中国で仕事始めた、みたいな人だと、悪気なくこういう基準で働いているのかもしれない。

実際に、「中国ここがすごい」的なスライド、プロが作ったやつもかなりマズいの多い(し、中国のイベントで喋る分にはそれでかまわない)。
僕自身は「その人がどれぐらいマトモか」を見るときにどういう資料をどうやって引用してるかをけっこう注意して見るし、本文よりも正確にそれで信用に足る人か判断できるとは思う。だけど社会は別に僕に相手にされなくても回っていくだろう。

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自分の中で整理がついてまとめたものは、何かしら記事やレポートにするけど、「まとまるまえのものや小ネタをすぐ見たい」という要望を聞いて、フォトレポートを始めることにしました。

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