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LAUNDRY DAY, tofusmell…今週のおすすめ 5 Best Songs:2023-25

今週も新人の新譜から厳選して5組のアーティストを紹介します。音楽ブログ「abstract pop」の「5 Best Songs」の企画では、国内の音楽メディアでは紹介されないような、海外の新進気鋭なアーティストを毎週紹介していきます。過去に紹介したアーティストは下記にまとめてあります。

Spotifyのプレイリストも更新してます〜


LAUNDRY DAY

NYを拠点に活動する5人組のベッドルーム・ポップ・バンド、LAUNDRY DAYが1年ぶりとなるアルバム『Younger Than I Was Before』をリリース。2019年のベストアルバムにも挙げたこともありますが、個人的にもずっと追ってきるバンドです。BROCKHAMPTONやTyler, The Creatorにインスパイアされたという彼らの音楽は、ベッドルーム・ポップ以降とも言える、超越したポップサウンドが魅力です。
今作でもヒップホップからインディー・ロックやインディー・ポップ、R&B、ソウルなどを取り入れたカラフルで色鮮やかなサウンドが最高ですね。爽やかでいて、甘酸っぱい感じもとても好みです。


tofusmell

フロリダ州オーランドを拠点に活動するシンガー・ソングライターRae Chenによるプロジェクト、tofusmellがデビューEP『Humor』をリリース。全て自身の自宅でレコーディングからミックスまで仕上げてしまうというRaeの作り上げる音楽は、弾き語りをベースとした温かくも繊細なフォーキーなサウンドに。
90年代のフォークからインディー・フォーク、USインディーを経由したような音楽性で、牧歌的で渋さ際立つ作品に。Elliott SmithやSufjan Stevensを想起させるようなローファイさと清らかさが同居しているような才能には驚きを隠せません。


SOLOMON

ロンドンを拠点に活動するシンガー・ソングライター、SOLOMONがデビューEP『FOR STARTERS』をリリース。UKラップのスターKojey Radicalを客演に迎えています。
彼の音楽スタイルはアコースティック・ギターの弾き語りをベースに、R&Bやヒップホップ、ラテン、現代的なポップスのビートアレンジを取り入れた、ミニマルでチルなサウンドに仕上げています。そこに彼の優雅でロマンティックな美声が乗ることで滑らかでとろけるような作品に。ボーカルスタイルは内省的でメランコリックな質感も魅力です。


Tiberius b

UKのウェールズ出身でロンドン拠点に活動するシンガー・ソングライター、Frank Belcourtによるプロジェクト、Tiberius bが新作EP『DIN』をMark Ronsonのレーベル〈Zelig Records〉からリリース。2021年のベストEPにも選出しています。
前作からのFrank独特のメランコリックでダークなインディーサウンドは受け継ぎながらも、より洗練されたアート・ロック漂う作品に仕上がっています。跳ねるようなビートやFrankの気だるげでダウナーな美声も最高です。


ROREY

マンハッタン出身で現在はLAとNYを行き来しながら活動するアーティスト、ROREYがデビューEP『Apt 7D』をリリース。90年代のオルタナから最近のインディー・ロック、ベッドルーム・ポップなどを織り交ぜた、疾走感ありながらも煌びやかなサウンドを特徴としています。夏が近づいてきた今にぴったりですね。

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