abstract pop | 5 Best Songs...October④

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Ouri

モントリオールを拠点に活動するアーティスト、Ouriがデビュー・アルバム『Frame of a Fauna』をリリース。妖艶で淡く輝くようなウィスパー気味な歌声に、幻想的な電子サウンドが絡み合う神秘的な作品です。アンビエントやグリッチ、フォークトロニカといったサウンドスケープにR&Bのアプローチも含めた実験的かつニューエイジ的な仕上がりに。

808vic

ナイジェリアのラゴス出身で現在はロンドン拠点に活動するSSW/ラッパー、808vicが新作『lived to love』をリリース。緩やかな木漏れ日と爽やかな風が吹くような穏やかさを感じられるサウンドに惹かれますね。そしてアフロビーツやダンスミュージックを織り交ぜた踊れるミニマムなビートに、彼のメロウなラップが乗り、心地よいポップサウンドに昇華してます。

Korea Town Acid

トロント拠点に活動するプロデューサー/トラックメイカー、Jessica Choまたの名をKorea Town Acidが、新作アルバム『Cosmos』をリリース。あまり普段トラックメイカーにハマらないのですが、久しぶりにツボにきたアーティストです。Vaporwaveからアンビエント、エレクトロニカなど幅広い電子サウンドに、ヒップホップビートやいままでのクラブミュージック全般のビートを組み合わせ、1曲1曲全く別のテイストを生み出し、それをまとめあげたアルバムです。

Mrley

ロンドンのLewisham出身のアーティスト、MrleyがデビューEP『Love You London』をリリース。生々しく荒々しい初期パンクを彷彿とさせるサウンドが、骨の髄まで響き渡ります。彼は元々ラッパーでもあるそうで、ロックダウンをきっかけに、10代の頃に持ったギターをもう一度手にし、ヒップホップ的な要素とギターロックを組み合わせ、楽曲の制作に取り組んだとのことです。

Kristiane

LA拠点に活動するSSW、KristianeがデビューEP『I Miss Myself, Sometimes』をFADER labelからリリース。カントリーをベースにした、のどかさを感じるインディー・ポップサウンドが特徴的で、甘美で少しハスキーな歌声がアクセントなり、クールで透き通った音像が素晴らしいです。