5 Best Songs...September②

そういえば最近気分で毎週更新するSpotifyのプレイリスト作ってみたのでよかったらどうぞ〜この企画で紹介する楽曲も含まれています！

Rushes "Blue Ghost"

以前この企画でも紹介しましたが、アイルランド出身でダブリン、ロンドン、ベルリンを飛び回って楽曲制作をするアーティスト、Rushesがとうとうデビュー作品『Glowchild』をリリース。
文句なしの最高の作品でした。彼のポップなソングライティング・センスが活かされたカラフルなベッドルーム・ポップサウンド。そして彼の特筆した部分はそこだけでなく、自在に作り上げるビートも楽曲に変化を与え、飽きさせない展開に仕上げています。今後どんどん注目されていくこと間違いないです。

anaiia "juno"

ロンドン拠点に活動するSSW、anaiisが新作アルバム『this is no longer a dream』をリリース。今作はTopaz Jonesをはじめ、Chronixx、Sjava、Jay Princeを客演に招き、その他Onyx Collectiveの面々、Jesse & Forever（Nick Hakim）、Azekel、CKTRLと名だたるアーティストと制作。
終始、夢見心地なムードに包まれた浮遊感あるサウンドに、シルキーで耽美的な彼女の歌声が絡み合う最高な作品でした。ジャズやR&Bを織り交ぜた極上のサウンドに、オーガニックな質感やアフリカンミュージックの要素も組み合わせ、彼女のルーツも節々に感じる作品に仕上げていました。

María Isabel "No Soy Para Ti"

ドミニカ共和国をルーツに持つSSW、María Isabelが新作EP『i hope you’re very unhappy without me』をリリース。
スムースでダークなR&Bに、ラテンミュージックを折り重ねたサウンドがとても心地いいです。さらに彼女のとろけるような甘い美声が溶け合いセクシーな作品に仕上がっています。

emawk "WANGOLO.JPG"

ボストン出身でケニアで育ち、バークリー音楽大学を卒業し現在はNYを拠点に活動するSSW、emawkが新作EP『Ifievercantmakeit.Jpg』をリリース。
ローファイな質感ですが、流麗で繊細な美しいサウンドとともに、彼の表情豊かな歌声が物語を紡ぎ出すようで、そのシネマティックな音像に心揺さぶられます。フォークトロニカのような土くさい雰囲気もありながら、R&Bやゴスペルのサウンドを織り交ぜた壮大さも感じさせる曲作りには驚かされます。

Ones "Blessing"

正体不明のアノニマスアーティスト、Onesがデビューシングル『Blessings』をリリース。世界自殺予防デーに合わせてリリースされた本作は、メンタルヘルスをテーマに孤独や侵入してくる考えから逃れるというものに焦点を当てて制作したようです。
ダークなエレクトロニックミュージックに、アブストラクトな歌声が入り混じった独特な浮遊感を漂わせる楽曲です。今後数週間のうちに自分の正体を明らかにする予定とのことで今後の活動も見逃せないです。