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抗えぬ

娘がどことなく誰かに似ている気がした。

当たり前だ。
我が娘なのだから、妻にも似るし、妻の父にも似る。

そして御多分に漏れず、この僕にもだ。

今日の朝、何故か実母から写真を接写したLINEが送られてきた。

左に鎮座ましましているのは、我が叔父。

当時、22歳か。

今や懐かしい『木綿』の現像ですわ。


そして右の黄色い方が、僕。

この時、1歳6ヶ月。


脚の太さ、雰囲気、横顔…

娘にそっくり。


実母、長く写真屋に勤めていた割には、送ってくる接写写真、肝心の僕に光が当たって見え難い。

下手くそめ。

つまり何が言いたかったかというと、
2つ。

❶僕は可愛かった。

❷娘も僕の様になっちゃうのか。

仲良くやろうや。な。

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