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episode 0. こんにちは!高島おどり事務局です!

今年で12回目を数えた高島おどり。高島おどりは滋賀県・琵琶湖の北西部に位置する高島市で行われている盆踊り大会です。毎年少しずつではありますが、市内外から関わっていただける人が増えてきたので、歩みを残しておきたいと思い、noteをはじめました。

細々とはじまった高島おどり

第一回高島の盆踊り大会(2012年)(現・高島おどり)は、
・マキノ町中庄区保存会
・今津町今津高島音頭保存会
・新旭町高島ふるさと音頭愛好会
・安曇川町諏訪踊り保存会
・朽木村朽木音頭保存会
の5団体が団体の垣根を越えて、今津高島音頭保存会(代表・藤原勝)の声かけのもと、「高島の盆踊り歌保存会(代表・藤原勝)」が組織され、産声をあげました。毎年1回今津町の総合運動公園のゲートボール場(屋根付き)で行われ、団体の踊り子さんたちと交流を目的に細々とはじまっていきます。

高齢化による継続することの壁

当時から平均年齢は高く、いわゆるおじいちゃん、おばあちゃんが中心に行われていました。当然、回を追うごとに参加者は減っていき、「もうやめようか」という声がちらほら聞こえ始めてきました。

続けたいという願いと「これおもろない?」という若手

周りの空気がそんな風に傾いていく中、会長の藤原さんの愚直に高島音頭を愛し、孤軍奮闘支え続けてきました。
藤原さんの夢は高島音頭を未来へ繋ぐこと。

一方その頃、今津高島音頭保存会に所属していた大西さん。
当時、唯一30代の若手です。「もうやめようか」とささやかれる状況に悶々としていました。「めちゃくちゃ魅力的なコンテンツなのに」「もっと違うやり方あるはず」「続けられる方法はあるはず」

大西さんは、和ろうそくの老舗・大與の四代目。デザインを取り入れたリブランディングで、代々続く暖簾を次の時代に変化させてきていました。

藤原会長と大西さん。二人の物語を中心に、高島おどりがつくられていくまでを読み物風にお楽しみください。そして、様々な地域の文化継承に取り組まれているみなさんのささやかな希望になれば、幸甚です。


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