「春の短期留学、やっぱり行かない!

高校留学を目指す、中1親子の奮闘記。
第一歩は春の短期留学からだと思ったんだけど・・・・


「春の短期留学、行かない!」

そんな衝撃的な一言は、予想の範囲内かな。辛いけど。

「行かない」には必ず理由がある

マルタか、セブか。
マルタにはいけないことが判明したけど、うまく言えない私。
今思えば、正直に言えばよかった。。。
その時は、とにかく、もう自暴自棄になるのを恐れて、「セブがいいんじゃないか」とうまく言ったはずだった。
そして、娘から引き出した言葉、「セブでもいいよ。」

そういった娘だったはずが、「言ってない。セブなら行かない!」
一点張り。
娘は、
「一人で飛行機乗れないし。」っていろいろいってました。
が、最後に一言ぽろっと。
「セブのこと何も知らないのに。」

ああ、これが本音。
おっしゃる通り。

自分で聞くということ

セブのエージェントさんと夜にオンランすることになった。
今度は、いつ一緒に聞こうよっていうか悩む。
学校から帰ってきたら言おう、って思ったのに、なんか忙しそうで、言えない。
結局、塾が終わって、オンライン20分前にいう。
「セブがわからないから、決められない。だから、とりあえず、自分で聞いてみて、決めてもいいじゃん。」
「え?今から?オンライン?」
ちょっと嫌そう。
でも、参加してくれた。
「私は、顔出さないから。」
そう言いながら、半分、顔を背けてた。時より覗き込んだりして。
そして、時々ボソッと質問するんです。
「先生は日本語通じるの?」
とかとか。

途中から、背を背けてました。
まあね、
でも、私的には、自分で聞いてみて、いろんなことを感じたり、考えたりする事が大事。
それで辞めるなら、それはそれでいいんじゃないかと思った。

彼女の決断

そして二人になった時に彼女はぽろっと言うのです。
「私、セブ行ってもいいよ。」

いや違う、
「セブに行かせたください」だよ。と言いたい気持ちをグッと堪えた。

「そうなの?どう思ったの?」

「ホテルは、ちょっと不安。だって写真と実際って違うでしょ?綺麗かな?って」
「そうか、後でググってみてみようね。」

自分が気になるところをちゃんと言葉にできるのは素晴らしいと思う。
そして、
解消しながら、前に進む。

子育てで大事なこと

大人はいつでも自分の疑問を晴らそうとする。
大人はいつも自分の都合で物事を進めようとする。

でも、本人のことは本人のことだ。大人のことじゃない。
費用も含めて、全部都合を、ちゃんと話して、目にして、自分で決めたらいいと私は思う。
自分の人生だし。
親ができることとできないことは、ちゃんと丁寧に話したらいいだけのことだ。
わかっている。
でも、早く進めたいが故に、そういう本人の意思をすっ飛ばしたり、ノリだけで進んだりする。
これは、やはりダメだ。
いつも大事にしていることをいつでも丁寧に過ごしたいと思った。

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