フォローしませんか?
シェア
1999年11月のある朝。 よく通る道の脇に流線形の黒い塊が転がっていました。近づいてみると、翼と脚をきちんとたたみ、まぶたを穏やかに閉じたカラスの亡骸でした。厳粛な気持ちになったのを覚えています。 その数日前、知人から「俳句をやってみないか」と誘われていました。 ジョン・レノンが「世界一短い詩」と呼んだ俳句に私はそれほど興味がなく、誘いを断るつもりでいましたが、夕方同じ道を通った時カラスの死体がなくなっているのを見て、胸のあたりがざわざわしたんです。 知人が
昔飼っていたゴンタを思い出しながら歌いました。