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柿の村をオリーブ栽培で活性化!「南深清水 FF倶楽部」

柿の産地として有名な、今津町南深清水。ここで、滋賀県初のオリーブ栽培を始めていると聞いて、さっそく伺ってきました。

摘蕾作業中の柿農家さん

取材に伺った日には、地域の柿農家さんが、摘蕾作業をされているところでした。一つの実を大きくするためと、実が大きくなった時に隣でぶつからないように、わざと柿のつぼみを摘み取るそうです。

特産品の柿畑

そんな柿畑でオリーブ栽培を始めたのは「南深清水FF倶楽部」。はじめたきっかけは、柿農家の高齢化と担い手不足による人口減少。柿畑の耕作放棄地が増加し、それを解消したいという思いから、新たな試みとして2018年からスタートしました。

オリーブの説明をしてくださった桂田さん

10本の植樹から始め、現在は20種類以上のオリーブの木が400本。扇状地の特性を生かして、うめ園や田んぼ、畑もしています。

うめ園
水田

代表の桂田隆司さんは、南国で育つイメージのオリーブが北陸地域で栽培されている事例を知り、気候条件が合えばここでも育つのではと、県下で初めて挑戦。

「オリーブは、美容や健康に効果的な作物であるだけでなく、栽培の面でも獣害に強く、比較的栽培に手がかからないので高齢者にも管理しやすい良さがある。柿の産地でオリーブも栽培できれば、地域の課題解消にもつながり、訪れた人へ南深清水という地域の魅力を伝えたい。ここの地域食材を使った食の魅力も発信していきます」と期待を込めます。

オリーブの様子

『今年は立命館大学食マネジメント学部の学生さんと共同で、特に柿やオリーブオイルを使った新たな食の魅力を皆さまにお届けしたいと思います。その機会として、11月19日(日)には、第6回の「柿祭り」を開催。柿狩りの他、初搾りオリーブオイルのテイスティングもあります』とのことです。

バイパス下り口に案内人と駐車場案内看板あり。 駐車場は 5 か所設置してあり、案内人の指示にて駐車ください

「高島の新しい特産品として、参加者の皆さんのアイデアや力を貸してください。自然体験好きな人、健康やSDGsへ関心のある人、学生や若い世代の皆さん、家族連れの方々にもおすすめです。ぜひ南深清水で新たな食を体験してみてください」と、桂田さんは笑顔でメッセージをくれました。

南深清水FF倶楽部
代表:桂田隆司さん
HP:
https://sites.google.com/view/minamifukashimizu/
インスタグラム:https://www.instagram.com/fukashimizu_olive/

取材:石倉 怜菜 編集:田中 可奈子

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