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「ミニマリズム:最適化」に、片づけるの極意が書かれています。『より少ない家大全 あらゆることから自由になれる』

『より少ない家大全 あらゆることから自由になれる』は、価値観を変えることでモノを処分できるようになるビジネス書です。

「ミニマリズム:大切な価値を最優先して、その価値を妨げるものをすべて排除する」「家に残していいのは、使用目的がはっきりしていて、その使用目的が人生の目的と合致するものだけだ」「ものを減らすのが簡単な場所から始めて、だんだんと難しい場所に移っていく」など、モノに執着してしまう自分の弱さを取り去ってくれます。

特に「家に残していい:役に立つ/美しい/意義深い」は、持ち物を最小化するための考え方です。

「家に残していいのは、必要なものと、目標達成や能力を発揮する助けになるものだけだ」と、ほとんどのモノが必要ないことを教えてくれます。

この価値観を理解できれば、家の中のモノは最小化することができるでしょう。

家の中がモノに溢れている前山のようなサラリーマンは、仕事のようにモノを仕分ける必要があります。

 

「たいていのものはそもそも買わないのがいちばんということだ」「他人の考えにとらわれていると、あなたはつねに囚人として生きなければならない」「すべてのものが奪われると、本当の自分の姿が見えてくる」などを通して、買い物をする基準すら変えてくれます。

特に「ものを減らせば、つらい過去も手放すことができる」は、想い出のモノを処分できずに困っている前山のようなサラリーマンにオススメな考え方です。

「昔の趣味に関するものをすべて手放せば、新しい情熱を追求する余裕が生まれる」と、想い出や趣味の没頭した過去のカケラを処分することのメリットを教えてくれます。

「買う/維持管理をやめる→時間/お金/エネルギーを無駄にしない→能力を発揮する確率が高まる」のように、過去に引きずられるとエネルギーがムダになるのです。

モノにエネルギーを奪われているサラリーマンは、ミニマリズムの価値観に触れることをお勧めします。

 

オタクの視点から言うと、「自分のお金は、自分が本当に好きで、本当に必要なもののために使うべきだ」に刺さりました。

「他の人が何を着ているかなど、気にする必要はない/ただ自分が着たい服を買えばいい」と、趣味にお金を注ぎ込みたいオタクにとっての免罪符となる言葉だからです。

趣味に特化しているオタクでも、自由にお金を使うことに罪悪感を持つことがあります。

ある意味、ミニマリズムと対極に位置するオタクでも、利用できる価値観ですね。

 

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