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『超速』なのに、「速読」を「理解度が低下する」と否定しているところが面白いです。『超速』

『超速』は、仕事を超高速で完了させるためのビジネス書です。
「完了した仕事=費やした時間×集中の度合い×実行速度」「書き留めるときの書式:必要な情報+行動を示す動詞」「同期型コミュニケーション(対面・電話):即時の関与が必要→中断で生産性を脅かす」など、仕事のスピードを速めるためのコツが満載です。
特に「自分とのミーティングを予定する」は、集中した自分時間を確保するための方法です。
スケジュールを物理的にブロックすることで、周囲の横やりを防ぐことができます。
会議に追われるサラリーマンにオススメです。

「電話をかける人はあなたの時間を奪っている」「休憩:効率と創造性を向上させるのに必要な基礎固めの時間」「速読:読むスピードを上げると理解度が低下する」などを通して、単純にスピードを上げるだけでは達成できない効率性を実現させます。
特に「マルチタスクは生産性の最大の敵」に共感しました。
「停止と開始のくり返し」と「一度に集中」では、かかる時間も労力もはるかに少なくてすむからです。
しかも「交互に作業を行う:知的能力(IQ)も10低下する」そうです。
IQを失ったまま仕事をしたくないサラリーマンは、周囲のマルチタスク男たちの影響を排除してください。

#超速 #ウィルデクレール #バオディン #ジェロームデュモン #鹿田昌美 #サンマーク出版  

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