見出し画像

「市場資本主義は道具にすぎない」にお金から解放されるヒントが隠されています

お金で一つだけ留意して欲しいのは、お金に囚われているだけでは幸せになれないことです。『2050年を生きる僕らのマニフェスト 「お金」からの解放』を読むと、お金だけで幸せになれないことがわかります。
お金で幸せになれるのか。「研究の結果からは、収入が高くなるほど、幸せな気分になることが示された」とあるように、お金があればあるほど、幸せになれる確率は上がります。
ただ、年収を上げるために、借金をして大学に行く選択には気をつけた方がいいです。借金をすると、リスクのある起業家になるより、会社に忠誠を尽くす働きバチになる可能性が高いからです。働きバチでは、年収は上がるかもしれませんが、幸せを感じる時間は消え失せてしまうからです。
お金は幸福度を最大化しますが、それでは「マズローの階層の二層目を、ピラミッドの頂点みたいに扱っている」だけなのです。幸福度を上げるには、階層を一歩ずつ上がることが重要です。最終的に、階層の最上段の「自己実現欲求」を満たす必要があるのです。
お金の階層に踏みとどまってはいけません。お金から解放されるには、お金の先に一歩踏み出す必要があるのです。
 
#2050年を生きる僕らのマニフェスト #ヤンシーストリックラー #久保美代子 #早川書房

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?