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脂肪はコカインよりも依存度が高いという事実

食では、エネルギーがすべてだ。『「食」が動かした人類250万年史』を読んで、食に含まれているエネルギーを考慮するようになりました。脳を大きくするために、エネルギー量の多い肉を食べ始めたなど、人間が動物から進化した過程がわかります。
食に関して、人間にとって一番大切にもかかわらず、ほとんどのことが知られていません。食は文明の興亡にも関わっているのにです。文明が栄えた地域が塩害に遭うと、生産量が減少し、勢力が衰え、周辺地域により征服されるという歴史を繰り返しているのです。
コーヒーは、死亡リスクを減少させる効果があります。「コーヒーに含まれるポリフェノール類が肝臓の機能を改善する」からです。肝臓の病気を防ぐために長生きできるのです。
アルコールや脂肪は、コカインよりも危険です。「アルコールの依存症は大麻よりも強く、ヘロインやコカインに近い」「脂肪分は、永続的な依存状態をつくり出してしまう」と、アルコールや脂肪は、強烈な依存症を引き起こしてしまうのです。
依存症に陥ると、死亡率が高まります。逆を言えば、依存症の原因を摂取しないだけで、寿命が延びる可能性が高くなるのです。食の歴史を通して、自分の寿命を増やしてみませんか。
 
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