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数字に強くなければ、会社を潰してしまうでしょう。『数字は人格 できる人はどんな数字を見て、どこまで数字で判断しているか』

『数字は人格 できる人はどんな数字を見て、どこまで数字で判断しているか』は、数字で会社を強くするためのビジネス書です。
「数字は行動を変えるために見る」「大事なのは、率ではなく額」「借金:金利を払って時間を買う」など、社長の本来の仕事内容を教えてくれます。
特に「奥さんに経理をやらせてはいけない/個人の感覚で社長の方針に反対するから」は、会社と個人の違いを示しています。
なぜなら「個人の感覚で投資のことを考えていたら、成長が止まる」からです。
会社は「借金してキャッシュを持ち、それを未来に投資すること」が正しいのです。
個人レベルの会社から離脱できない社長は、一度会社と個人の感覚の違いを認識する必要があるでしょう。

「社長の仕事:資産の部は上へ/負債の部は下へ」「借入金のバランス:長短比率80%以上が理想」「コミュニケーション:情報と感情をやりとりすること」などを通して、社長ですら知らない数字の真実が学べます。
特に「会社の実力=事業で儲けているか:粗利益と営業利益に表れる」は、「売上は会社の収益力を示す数字ではない」ことを教えてくれます。
「売上:市場における会社の存在感を示す数字」であって、会社の実力を表しているものではありません。
社長は、「経常利益→人件費→仕入費→売上」と損益計算書の下から上の順に決めていくのです。
売上重視の社長は、利益重視に転換しないと、いつの間にか潰れてしまうかもしれません。

#数字は人格 #できる人はどんな数字を見てどこまで数字で判断しているか #小山昇 #ダイヤモンド社  

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