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「自民党内で疑似的な政権交代が起きている」から長期政権なのでしょうが、党内人事は国民が選挙で決められないので、30年間の停滞が起きているのでしょう。『知らないと恥をかく世界の大問題13 現代史の大転換点』
『知らないと恥をかく世界の大問題13 現代史の大転換点』は、ウクライナ問題を中心にここ1年間の世界情勢を教えてくれるビジネス書です。
「中国製のコロナワクチン:従来型の製造方法→感染者が減ることはない」「アメリカ:妊娠中絶は殺人に該当する人たちが増えている」「ウクライナ人、ロシア人にとってキエフ(キーウ)は聖なる場所→だからプーチンはウクライナにこだわる」など、世界情勢の問題の根本原因を突き詰めてくれます。
特に「正教会:1国1教会が原則」は、ロシアのウクライナ侵攻に宗教的要素も含まれていることを示しています。
「ウクライナの宗教:西部カトリック/東部ロシア正教会傘下/ウクライナ正教会」と宗教的にバラバラな状態です。
しかも「1国1教会:ウクライナ正教会の独立→ウクライナをひとつの国と認める」ことになり、ウクライナの一部を宗教的に制圧しているロシア正教会側としては、独立を許すわけにはいかないのです。
ウクライナ情勢を宗教的観点から見るのにオススメです。
「トルコ:通貨リラの暴落による物価高騰が市民の暮らしを直撃している」「自民党:同じ党内でトップが変わることによって方針がガラリと変わる」「維新:自民党の清和会より右寄りで、新自由主義を徹底させようという政党」などを通して、自民党内が二大政党化しているために野党が無意味に陥っている現状を伝えてくれます。
特に「文化大革命:権力を失った毛沢東が権力を奪還するための権力闘争だった」は、現在の毛沢東である習近平の戦略が次の文化大革命であることを教えてくれます。
文化大革命は、「毛沢東:みんなが平等に→大混乱→みんなが平等に貧しくなった」というものでした。
たとえ中国の金持ちが増えたからといって、金持ちから搾取して、平等に分け与えたとしても、意味はありません。
「報道の自由がなければ、国民が抱える課題に気づけない→課題がわからなければ解決策も見つからない」からです。
自然と腐敗していく組織に未来はないのです。
ある意味、中国脅威論は、張りぼてになるかもしれませんね。
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