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「高齢者:いまの世界で唯一増加している天然資源」って、とても皮肉が効いているセリフですね。『ライフシフト2 LIFE SHIFT2 100年時代の行動戦略』

『ライフシフト2 LIFE SHIFT2 100年時代の行動戦略』は、人生が100年になる時代を生き抜くためのビジネス書です。
「重要な資源が不足:不安に思考を支配されて、直近のことしか考えられなくなる」「キャリアの転換を早期に実行した人ほど、大きな恩恵を得られる」「働き続けることにより健康寿命が延びる」など、良い職場で働き続けることの重要性を説いています。
特に「長い職業人生を送るためには、学び続ける必要がある」は、「人は何歳になっても学ぶことができる」ことを教えてくれます。
「神経可塑性:脳は柔軟な筋肉/訓練→正しく用いる→能力を取り戻せる」とあるように、お年寄りになっても学習の効果が発揮されることを示しています。
ただ「快適ゾーン:成長ゾーンに入れない」「強い不安・ストレス:変革と学習の能力が大きく減退する」とあるように、学習するに環境の要素が大事です。
年を重ねても学習していけるように、今から学習を始めてみてはいかがでしょうか。

「子ども:投資商品→高価な耐久消費財」「幸福:みずからの可能性を開花させること」「金があれば幸せになれるとは限らないが、金はよい人生の重要な柱」などを通して、質辣であれど本質を突いたことを語っています。
特に「未来予測:いま富裕層が何を手にしているかを見る」は、歴史的に富裕層のモノが中流層や貧困層に広がっていくことを教えてくれます。
「中流層:それと同等のものを10年後に」「貧困層:さらにその10年後に」とあるように、10年、20年後の未来は富裕層を見ることで確認できます。
未来が見えずらい現代を100年間生き延びるためにも、今から準備を推し進めていきましょう。

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