「やる気」を評価基準にしている組織は壊滅するでしょう。『習慣超大全 スタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法』
『習慣超大全 スタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法』は、行動を変えるための方法が載っているビジネス書です。
「シンプルなことこそが行動を変える」「行動=モチベーション×能力×きっかけ」「人生を変化の実験室にする」など、自分を変えるために必要なことが分かります。
特に「モチベーションはあてにならない」は、「やる気」を評価基準にしている組織には致命傷を与えるでしょう。
「モチベーションの源:①人:内在している欲求②行為:報酬or罰③状況:まわりの状況」のように、体系化することはできますが、コントロールが難しいのが現実です。
評価基準が「やる気」の組織を避けるのが、サラリーマンの作法になりそうですね。
「大きく大胆な行動:小さく目立たない行動に比べて総じて効果が小さい」「モチベーション:不規則に変化する/能力:習慣を繰り返すにつれて向上する」「祝福は習慣の肥料になる」などを通して、小さい行動の意外な効果を教えてくれます。
特に「人は心地よさによって行動を変える」は、「感情が習慣をつくる」ことを示しています。
習慣は、感情から生まれます。
「“自分をほめる”ことが行動変化につながる」のです。
上手く感情をデザインしたいサラリーマンにオススメです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?