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チームラボプラネッツー没入し、五感を再認識する体験ー

日曜日、team Lab Planets Tokyoへ行った。
前から気になっていて、時間ができたので思いつくままにチケットを取り豊洲へ向かう。

目や耳で感じるアートは色々と体験したことがあるが、
香りや手触りにも刺激がありまさに「体全体で没入する展示」だった。

エントランスを入ると、まず靴を脱ぎ、裸足になって通路を歩く。
ただの通路も床の素材が変わっていて色々な感触を足の裏に感じる。
ふわふわ、もこもこ、ざらざら、つるつる。

水の流れる中や、体が埋もれていく中を歩き、作品のある空間にたどり着く。

アプリを使って光を投げ込むことができたり、人が触ることで色や音が変わったり、近づくと花が人を避けていったり、自分たちも作品の一部として関わることができる。

作品を見るだけでなく、こちらの動きに応じて、インタラクティブに作品自体が変化していくことで、その瞬間しか出会えない体験となる。
(動画を流しているのではなくリアルタイムにグラフィックを生成しているらしい。)

膝近くまで湯に入りグラフィックの鯉が泳いでいたり、360°ドーム状の空間で床に寝そべると、空から花が次々と降り注いだり、体全身が作品に囲われる。

またある作品では、上下左右全面に鏡を使い、光を反射させることで空間が無限に広がるように感じられ、空間に浮かんでいるような、包まれるような不思議な感覚を覚える。(子どもは立っているのが怖いようだった)

テクノロジーを使った新しいアート体験だった。 
当たり前だけど忘れがちな、自分の体があること、五感があることを再認識する、そんな体験だった。

SNSで映える空間として、よくメディアで見ていたが、実際に展示空間に入るからこその没入感がある。
リアルの価値を改めて感じる。

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