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アンテナは立てない

本日は「アンテナは立てない」というお話し。
きっかけはコミュニティでのコメント。

 アンテナを立てて・・・

という会話やコメントはよく目にするが、私は基本的にはあまりアンテナには拘っていない。
理由はこんな感じ。

 ①いくつも立たない
 ②ずーっと立たない
 ③他が見えなくなる

1つずつお話しします。
①いくつも立たない
気になる事にいちいちアンテナを立てる!と言い始めるが人間それほど注意を分散する事はできない。
むしろ注意が散漫になってかえって集中できなるなるのがオチ。
これは安全衛生という仕事柄、証明されていても何とかの1つ覚えのように出てくるトラブルを起こした作業員の言い訳です。

②ずーっと立たない
①とほぼ同じ理由で集中し続けることはできない。
こちらもかえって集中できなくなります。

③他が見えなくなる
①・②を総合すると、結果的に本当に大事な事やそれ以外の大事な事に気づかなかくなる。
そしてそれ以外の事が原因でトラブルとなれば結果的に更にアンテナを立てなければならなくなる。
当然の成り行きだが、今までもアンテナに引っかからなかった事が新たに立てても引っ掛かる事もないし、元から立てているハズのアンテナにも引っか掛からなくなるだけ。

 回りくどかったが、結局のところアンテナなんて立てても仕方ない・・・一般的には

それも回りくどいので私が思う解決策をお話しします。

 A1本に絞る
 B敢えて立てない

A1本に絞る
こちらは一般的な対策。
詳しくは説明不要だろうが1本に集中する。
しいて言えば他には目もくれない、あえて捨てる。
目標が1本の場合はかなり有効かと思います。
ただし、注意すべきことが多い場合は忘れたり時間が掛かったりします。

B敢えて立てない
言うのは簡単ですが、経験則を必要とします。
日常から「変わったところ」に気づく方法です。
日頃からよく観察していないと「違い」には気づきません。
ですが、慣れてくれば違和感を感じる事を多く捉える事ができます。

私はこれを仕事の経験則(危険予知)とミニバスの審判(x:yで見る)から学びました。
多少の訓練は必要ですがそれほど高度なスキルを要求される事ではありません。

実際には毎日同じところを見て昨日との違いは何?なんてことを見るようにしています。
ジョギングのスタート地点の写真をいつも撮影してるんですが、いつもと同じ・・・とならないための写真だったりします。

おさらいですが、アンテナは立てれば良いというモノではありませんよ。


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