渦人限定企画第一弾53日目、林を抜けるとそこは森だった（2022.08.22）

（1949文字）8月22日18時現在

（2回目：13時）
（1回目：0時）

　おはようございます！

　久しぶりにきた畑は、当然こんなことになっています。

　私は草を刈る。

　そして、虫たちの棲家が、ある日突然爆音と共に襲撃される。

君は行く、奪われた暗闇の中に戸惑いながら

橘元春『君を連れてゆく』より

　しかし、逃げたその先も今回の対象エリア。

　君を見かけると、刈りをやめて逃してあげる。

　ところが、その虫たちの棲家は根こそぎ刈られるのである。

　いや、「根こそぎ」ではない、「草こそぎ」だ。

　ところが、その虫たちの棲家は草こそぎ刈られるのである。

理不尽、理不尽、理不尽。そう、つぶやきながら。

橘まさし『理・不・尽』より

　そして奥に行けば行くほど、草の成長が早いようで、向こうが見えないほど高い。

林を抜けるとそこは森だった

（橘康成『雪国』より

　時間は9時。曇りだと思ったていたのに、すっかり太陽の日差しが照りつける。

　こうなるともう私の体力がどんどん奪われていく。

　そして、林は林のままで、森は森のままで。

草のなかでは 何万の、虫のとむらい するだろう。

橘みすゞ『大量』より

　　そして、もう一つの畑も。

　そんなことを考えたりもするけれど、やっていることは結局同じ。

　丹波の黒豆の葉もいっぱい食べられています。先週野菜畑の草を刈ったので、難民が押し寄せてきたのです。理由はそれだけじゃないけど、今日だけでナメ＠ジ200匹。農薬を使えば虫は寄ってこない。でも、そんな野菜は本当に食べてもいいのだろうか。

　農薬に関しては予防効果と治療効果があり、しっかり理解していないと軽い気持ちで書けないのもまた事実。

　だからと言って、考えることをやめてはいけない。

　因果関係はきっと証明できないでしょう。

　でも、納得のいくものを作りたいなと思います。

　・・・お手伝いですけどね^^;

　明るいテンションで始めたつもりが、最終的にはどっち側にもつけない中途半端な記事になってしまいました

　そして、投げっぱなしのまま終わる。

　今日も1日お元気で！^^;

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