実質“ほぼゼロ金利”の住信SBIネット銀行の住宅ローンを徹底解説!
どうも、モゲ澤です! 金利競争が激化するネット銀行の中でもトップクラスの低金利と人気を維持しているのが住信SBIネット銀行です。2023年4月にはネット銀行で初めての上場を果たし、時期を同じにして住宅ローンも大きな改定を実施しました!
今回は、住信SBIネット銀行の住宅ローンの魅力についてわかりやすく説明していきます。住信SBIネット銀行モーゲージプラットフォーム事業部部長の寺田隆宏さんとの対談で教えていただいた情報も盛り込んでお伝えします!(対談動画はこちら)
「スゴ団信」は3大疾病50%保障が無料付帯!
従来、住信SBIネット銀行の住宅ローンのWEB申込では、全疾病保障が金利上乗せなしで付帯しているのが特徴でした。登場した当初は画期的だったのですが、最近は他のネット銀行が追いつき、上回る商品を出してきたことで、残念ながら特別感はなくなっていました。
そんな中、上場を機に驚異的な団信のグレードアップが発表されたのです! それが「スゴ団信」です。
スゴ団信は対面型のSBIマネープラザでは以前から取り扱われていましたが、これが住信SBIネット銀行からのWEB申込でも利用できるようになりました。この団信のどこがすごいのか、図でわかりやすく解説していきますね!
一般団信と全疾病保障は基本付帯で、全員に付帯します。すごいのは、40歳未満ならさらに3大疾病の50%保障が無料でついてくるのです!(40歳以上だとこの50%保障は+0.25%の上乗せ金利が必要になります)
がん50%保障がつくネット銀行はいくつかありますが、スゴ団信は心疾患・脳血管障害にも条件を広げ、しかもそれが無料というのがポイントです。
また、3大疾病の100%保障を40歳未満なら+0.2%、40歳以上なら+0.4%の上乗せでつけることができます。しかも、年齢制限なしでつけられる(他行は50歳未満、などの条件があるのが普通)のは非常に大きいです。
もともと住信SBIネット銀行は住宅ローンに競争力があり、商品は三井住友信託銀行のウェブ専用住宅ローンを代理販売するしくみでした。しかし寺田さんによれば、上場を機に住宅ローンをより多くの方に利用してもらいたい(マーケットシェアを拡大したい)と、独自性を高めた魅力的な商品を投入したのです。
この団信の刷新+金利の低さによる反響は大きく、計画以上の件数の申込となったそうですよ。
金利はネット銀行の中でも安い!
2023年の上場前に販売されていた商品では新規借入で0.44%、借り換えで0.428%だった変動金利も現在はググっと下がっています!
新規借入・借り換えとも0.320%という超低金利。なお、新規借入の場合は物件価格の80%以下の借入(頭金を2割以上入れた場合)だと、金利が0.022%下がって0.298%になり、0.3%を切る金利になります! ただし、頭金を入れるのは損だと私は思います(詳しくは過去のnoteも読んでみてください)。
0.320%で住宅ローンを借りた場合の毎月返済額を計算してみました。2,000万円だと約5万円、低金利ゆえの安さですね!
なお、変動金利が今後どうなっていくかは寺田さんも予想しづらいとの見解でしたが、「金利設定はエンドユーザーから注目されているところで、仮に上昇基調になったとしてもすぐに大きく上げるのは難しいのではないか」と話していました。住信SBIネット銀行ではネット銀行をライバルとして常に分析しているとのことで、銀行間の激しい競争環境があることと、家計へのインパクトを考えると、金利上昇局面になったとしても変動金利の引き上げには慎重な姿勢のようです。
ユーザー側としては慎重な姿勢はありがたい限りですね。
“実質金利”はほぼ0%という驚異的な商品
さて、住宅ローンは金利だけでなく、付帯する団信の価値も含めた比較が重要です。モゲチェックでは、団信の保障内容の価値を金利換算し、適用金利から引いて「実質金利」を算出しています。
団信は商品によっていろいろですので、この実質金利を比較することで横比較が正確にできるようになります。団信の価値は、例えば死亡保障は金利0.1%、がん50%保障は0.1%、3大疾病の50%保障は0.15%・・・のように換算しています。
住信SBIネット銀行の場合、適用金利は0.320%で、団信は40歳未満なら一般団信(死亡保障)0.10%、3大疾病50%保障0.10%、全疾病保障0.05%が付帯します。すると実質金利は・・・
なんと0.02%で、“ほぼゼロ金利”なのです! 借り換えの場合も同様です。住宅ローン金利の引き下げ競争もここまできたかという、すごい時代を迎えていますね。なお、頭金を20%以上入れた場合の実質金利は-0.002%とマイナス金利に突入します。
率直に、「こんなに金利を下げても大丈夫なのか?」との質問を寺田さんにぶつけてみたところ「住信SBIネット銀行は店舗を持たずに低コストで経営できていることから、低金利でも採算は取れている」とのこと。
「金利が安いのは大前提として、団信の保障内容や販売チャネルも充実させ、クオリティも重視する」と言う寺田さんは、住宅ローンの金利競争は最終的にどこかで限界を迎えることから、金利以外のクオリティが勝負を分ける差別化要因だと考えているようですね。
ただ、先ほどお伝えしたマーケットシェアの拡大のためにも金利の競争力は重要ですので、これからも銀行間の金利競争は続いていくと私は考えています。毎月の最新住宅ローン金利ランキングはモゲチェックのページで確認できるので、ぜひそちらも見てみてください!
今後も金利情報やお得な住宅ローン情報を発信していきますので、ぜひフォローやスキ!をいただけると嬉しいです♪
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