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国語の偏差値20台から文章力を身につけるまでのインプットとアウトプット

とにかく「国語」という科目に苦手意識があった学生時代。

高校1年時には模擬試験で偏差値27をたたき出したと記憶しています。


そんな遍歴を持つ瀬迫の文章を最近褒めてもらえる機会が少しずつ増えてきました。

書くのが得意になったとはまでは思いませんが、少なくとも偏差値20台から誰かに認めてもらえるようにまでなったのは感慨深く思います。


なぜ文章を書けるようになったのかというとシンプルに読み書きを繰り返してきたからです。

インプットとアウトプット、何も真新しくはありません。


それでも元々文才があった人がいうより、偏差値20台でもインプットとアウトプットを繰り返せばある程度の文章力は身に付くというのは説得力があるのではないかと考えました。

そこで今回は、全くといっていいほど読書をしていなかった高校生から現在(32)に至るまでのインプットとアウトプットを紹介していきたいと思います。

インプット編

活字の本を読み始めたのは22歳、就職活動がきっかけでした。

面接対策の一環になれば、との考えからとにかく本を読もうと自己啓発やビジネス書を月に1,2冊手に取り始めました。


就活をしていた2011-2012年の当時、Amazonは使わず基本的に本は本屋で購入し、読了した本に関していつしか読書記録をつけるようになりました。

上記、『王様の速読術』という書籍を読み、今でも読書記録はこの本で紹介された手法をベースに続けています。

ちなみにこの本で情報収集のために本屋に行くのを推奨していたこともあって、社会人2年目の2014年10月から週に一度本屋に足を運ぶのを習慣にしようと決めました。

 書店では、「今、どういう本が売れているか」、つまり「みんなの関心がどこにあるのか」がわかる。そして「どういう書き手が喜ばれているのか」、つまり「時の人」「キーパーソン」がわかる。さらに最新刊の傾向やベストセラーの傾向まで、さまざまなキーワードが発見できるに違いない。
 残念ながらインターネット書店では、なかなかこうした奥深い楽しみは得られないのだ。
 忙しい人こそ、週に一度は三〇分か一時間ぐらい書店に行ってみよう。
*本書123-124ページより引用

今では丸7年続いています。

本屋での滞在時間はその時々ですが、どんなに長くても2時間は超えません。


社会人になってからの読書量は大体週に1冊ペース、そして2019年には初の1ヶ月100冊読書を達成。

さらに2021年にも1ヶ月100冊読書をクリアし、ここ2,3年は年間100冊以上をキープできています。

これがインプットのメインです。

あとはネットでの情報収集もありますが、これに関しては特に心掛けていることもなく何か調べたいと思った時に検索するぐらいです。

アウトプット編

先ほど取り上げた読書記録ですが具体的には
・読み終わった日付
・読むのにかかった時間
・本のタイトル
・ページ数や概算の文字数
・平均スピード
・感想

をA5サイズのノート1ページにまとめています。

実際のノートがこちらです。

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字が汚いのは外向きを想定していないものなのでご容赦ください(笑)

初めの頃の感想部分には、自分が思ったことを2,3行記していただけでしたが、『アウトプット大全』を読んでからは
・ビフォー
・気付き
・TO DO

の3点を意識して記録をつけています。

 私がいつも使っている読書感想テンプレートは、極めてシンプルです。
 「ビフォー」+「気付き」+「TO DO」、これだけです。さらに簡単にいえば、「ビフォー」+「アフター」といえます。
 前半は、本を読む前の自分(ビフォー)について書きます。どんな問題、悩みを抱えていたのか。後半は、本を読んだあとの自分(アフター)について書きます。その問題が、本によってどのように解決されたのか。
*本書250ページより引用

また日記を毎日つけていて、これにも『アウトプット大全』の手法を取り入れています。

 私がおすすめする方法は「ポジティブ日記」です。今日あったポジティブな出来事、楽しい出来事、うれしい出来事などを「3つ」書くというもの。最初は、箇条書きで3行書くことから始めて、慣れてきたら3つの出来事について、数行ずつ詳しく書いていく。「箇条書き」→「短文」→「長文」と、徐々にステップアップしていくといいでしょう。
*本書243ページより引用

大体150字ぐらいで何かポジティブなことを3つ書くことを意識しています。


そしてアウトプットのメインはブログです。

医療・薬局業界、薬剤師・薬学生のキャリア、会社経営やその他雑記も含めて3日に一度更新していて、これが先々月にトータル500記事を超えました。

短いものだと600字程度ですが、一度も怠ることなく4年以上続けています。


外向きのアウトプットに不安を感じるなら、まず日記やメモを続けて、それからSNSなどに移行するのも一つだとは思います。

ただ外に向けての情報発信の方が、誰かに見られる意識もあってか文章のチェックや見直しの頻度も多くなるため、文章力を早くアップさせたいなら外向けのアウトプットをオススメします。

おわりに

本屋に行ったり本を読んだり、読書の感想をまとめたり日記をつけたりブログを書いたり。

ここ数年間のインプット、アウトプットを紹介させていただきました。


冒頭にも述べた通り新鮮さに欠く内容だったかと思いますが、地道にインプットとアウトプットを行い続ければ国語がかなり苦手だったとしても人並みぐらいには文章が書けるようになるんだ!と思ってもらえたら嬉しい限りです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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