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『永遠に使われない菜箸』 日報:2022年5月31日

100円ショップで買った菜箸を使っています。
3膳6本入りで100円。1膳あたり33円。お安いですね。
この値段なら躊躇せずに使い捨てられます。

しかしながら、菜箸を捨てるタイミングが難しく、未だに最初の1膳しか使っていません。

初の膳

これがその菜箸です。
焦げて斑模様になっているのは、酔った際に「火で炙って黒くしたらかっこいいんじゃね?」と思いついて実践したら、焦げ臭さと煙がすごくて火災報知器が反応しそうだったので諦めた際の名残です。
こんな状態になっても普通に使えるんだから捨てられない。

長さが合わない

先端が焼け焦げて微妙に長さが異なっていますが、トン、トンと先端を合わせて持てば良いだけです。問題なく使えます。

どんなに不格好な見た目でも(不格好にした原因の8割は人為的なものですが)使えるのだから2膳目を使う理由がない。むしろ長く使ってきたきたぶん愛着が湧いており、どんどん捨てられなくなっている。初めて肉野菜炒めを炒めたのはお前。初めてカレーのじゃがいもの火の通りを確かめる為にブッ刺したのもお前。お前じゃなきゃダメなんだ。

この菜箸を買ったのは一人暮らしを初めた当初ですから、既に購入して5年以上経過しています。このままのペースでは最後の3膳目を使う日は未来永劫訪れないでしょう。

この世界には永遠に使われないかもしれない菜箸がある。
皆さん、それだけは覚えていてください。


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