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スキルアップを効率よく行う方法

働く人にとって大きな意味を持つ「スキルアップ」。 

皆さんはどのようにスキルアップをしていますか?

また私たちは今後どのようなスキルを身につけるべきでしょうか。

どのようなスキルを身につけるべきか

 まず、今後必要とされるスキルをあらためて考えてみました。

 オックスフォード大学の「2030年に必要とされるスキル」という論文では、120種類の知識・能力・スキルをランキング化したデータを発表しました。
1位: 戦略的学習力(Learning Strategies) ※スキル
2位: 心理学(Psychology) ※知識
3位: 指導力(Instructing)  ※スキル
4位: 社会的洞察力(Social Perceptiveness)  ※スキル
5位: 社会学・人類学(Sociology and Anthropology)  ※知識
6位: 教育学(Education and Training)  ※知識
7位: 協調性(Coordination)  ※スキル
8位: 独創性(Originality)  ※能力
9位: 発想の豊かさ(Fluency of Ideas) ※能力
10位: アクティブラーニング(Active Learning)  ※スキル
11位: 心理療法・カウンセリング(Therapy and Counseling)  ※知識
12位: 哲学・神学(Philosophy and Theology)  ※知識
13位: 伝達力(Speaking)  ※スキル
14位: サービス志向(Service Orientation)  ※スキル
15位: アクティブリスニング(Active Listening)  ※スキル
16位: 高度な問題解決力(Complex Problem Solving)  ※スキル
17位: オーラルエクスプレッション(Oral Expression) ※能力
18位: コミュニケーション学・メディア学(Communications and Media)  ※知識
19位: 活舌(Speech Clarity)  ※能力
20位: 判断力・意思決定力(Judgment and Decision Making)  ※スキル
21位: 英語力(English Language)  ※知識

44位: 外国語(Foreign Language)  ※知識

66位: プログラミング(Programming)  ※スキル
出典: The Future of Skills: Employment in 2030 – University of Oxford

https://www.ausbiznet.com/column/16309

 あくまで一つの予測にすぎませんが、最近注目の語学、プログラミングについてはあまり上位には来ていません。

 上位のスキルをよく見ると、
・何かを継続的に学ぶスキル
・対人理解に関係するスキル

 といったところが注目されているようです。

ハードスキルとソフトスキル

 働く人が突然、プログラミングをはじめたり、難関資格の勉強を始める人もいます。
 悪くないと思いますが、結局挫折したり、「資格を取得したけど結局役に立たなかった」という事例があります。

 一般的にはこういったスキルをハードスキルと言います。

 語学、プログラミング、Excel、法律の勉強など、特定の分野に役立つスキルがそれにあたります。

 これに対比するスキルをソフトスキルと言います。

 対人理解、学習方法といったスキルでして、「人生」そのものを活用してゆっくり体得していくスキルです。

 私たちはどうしても履歴書に書きやすいハードスキルに興味が行きますが、こういったスキルは陳腐化も早いものです。少しはソフトスキルに目を向けて考えていく必要がありそうです。

「ソフトスキル」を考える

 ソフトスキルの代表として「対人関係」があると思います。人に何かを教えたり、協力して仕事をしたりするスキル。

 働く人の悩みの9割は「対人関係」なのです。

 どれほど社会が発展してもここから逃げることはできません。

 ある意味「最強のビジネススキル」とも言えます。そしてこのスキル取得にこだわれば、おそらく一生必要とされ、仕事に困るようなことも起きません。

 と、ここまで書くと大げさかもしれませんが、多くの人を見ているとやはり最終的にはここがうまくいかなくて会社を去る人、うつ病などの心疾患に悩ませる人も多いのは事実です。

 ちょっと長くなりそうなので、今回はここまでにしまして、対人スキルについて少し皆さんと考えていければと考えています。


 

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