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ヲタ共のレジェンドにお会いして来ました!

 全国約4,700万名(推定)のヲタな皆さん!不肖ハヤカワ、先日の「神君敵よばわりすいません静岡ツアー」にて、地元経済界を支え、なおかつものづくり静岡ブランドの象徴ともいえる凄い人物にご挨拶して参りました。

 株式会社タミヤ会長、田宮俊作さん!

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株式会社タミヤ ウェブサイトより)

 全国約4,850万名(←増えたw)のヲタな皆さんにはご紹介するまでもないですね。あのダブルスター、世界を代表する模型メーカーです。世代によっては、ミニ四駆の大元締めとご紹介する方が良いのかも!?

 半世紀ちかく前の、「タミヤニュース」や「パチッ特集号」などで育った私のような黎明期ミリタリーヲタク世代にとっても、もちろん、田宮俊作さんはレジェンドの中のレジェンドです。彼が自ら海外の博物館などに取材に行ってモデル化されたキットが、当時の製品そのまま。またさらにシャープに進化して、今にいたるまで連綿と新製品がリリースされ続けています。
(当時、出ればいいのになー、などと夢にまでみたこんなキットまで、実現しているのですね・・・)

 まさか、この現人神のようなかたと、私のようなずぶの素人が、初対面でいきなりアバディーンセンチュリオンシェリダン晴嵐や第二世代ロシア戦車のスタイルとその脆弱性などについて話せる日がやってくるとはもう・・・(言葉出ずw)。とにかく、ありがたいご縁に感謝です!

田宮模型

(聖地に足を踏み入れ、完全に舞い上がっているおっさんの図)


 田宮会長には昼休みを挟んでかなりの長時間を割いていただき、前述のようなヲタ話から、田宮模型の前史、模型メーカーに専心することになってからの苦労譚、世界各地のミリタリー博物館との交流、ミニ四駆を始めることになったきっかけ、その他もろもろお話をお聞きできました。が、実はもっとも強く印象に残ったのが、会長の言葉の端々からにじみ出てくる「家族愛」です。

 ここでいう家族とは、肉親だけに限りません。タミヤを支える社員や取引先や地元の人々なども含めた「ファミリー」です。

 実の母上がたいへんな苦労をしてご自分を育てられたこと。戦争などの外部要因によって事業が苦しくなり何度も途端の苦しみを味わったものの、地元の某金融機関の侠気融資(?)によってきっかけを与えられたこと。世界中のファンや仲間との交流から様々なアイディアが生まれたこと・・・。

 それらの思い出をひとつひとつ嬉しそうに語る会長は、最後に、今後の事業の展望についても少しだけ話されました。詳細は控えますが、まだ矍鑠としておられる田宮会長の、まさに「家族愛」に根ざしたこれからの世代に対する想い。これがベースとなっての模型ブランド世界一、なのだと気付かされた次第です。

 田宮会長、この機会を設けてくださったすべての皆様に感謝いたします。

田宮会長

(私の髪が外の強風でえらいことになってますが無視してくださいw)


P.S.
 あと会長に、拙作「敵は家康」にもお目通しいただけることになりました!

 実は、田宮一族はその昔、今川家が駿河に下向してきたとき(足利尊氏とかの頃?)に、一緒につきしたがってきた神職の流れ、というような伝承があるそうで。拙作では今川義元さんをかなり爆上げしているので、この点ではきっとご満足いただけることと思います(汗笑)。

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