サルでもわかるNISA講座 その29 「新NISA投資 俺はこう買う!(最終回)」

とうとう最終回ですねえ。で、さきほど自分がNISA口座を持つマネックス証券で積み立て申込みを全て完了したばかり。申し込みの際の注意点をいくつか挙げて、この連載を終了するね。

まず一番は買付日の選択かな。口座によってはできない場合もあるけど、できる場合にはどうすべきかってこと。買った直後に相場が上がったり、下がったりでタイミングによる損得ってのは長期間にならせば平準化されるんだけど、それでもその選択次第でリターンが変わるなら工夫すべきだよね。時々見るのは「過去のデータを検証して、月初に買うのがリターンが高かった」ってのは、データを取る期間が上げ相場だと、早く買った方がリターンが高かっただけで当てにはなんないな。ポイントは、「人が選びそうな日は選ばない」ってこと。月初とか月末とかゴトウ日ってのは選ばない方がいい。あとネット証券は買付日の選択が可能だけど、対面の金融機関ではそれができないことが多い。その対面の金融機関で一番NISA口座数が多いのは野村證券。野村證券の投信積立日は「月末の翌営業日」と「16日の翌営業日」だから、1日、2日、3日と17日、18日、19日も外した方がいいだろうな。25日が給料日ってイメージだけど、そこから買い付けをするとなると25日以降も多そう。お勧めは23日前後と、その半月前で8日前後かな。

と言いながら、自分は毎日の買い付けを選択しました。「毎日~円」じゃなくて、月額を設定してそれを日割りで毎日買い付ける方法。マネックス証券ではそれができるから。

あとポイ活も気にしたいところ。以前どこでNISA口座を開設するかで、楽天ポイント経済圏の人は楽天証券、それ以外のポイントを活用している人はSBI証券(SBI証券ではTポイント、Vポイント、ポンタポイント、dポイント、JALマイル、ペイペイポイントが選択できる)をお勧めって言ったけど、自分は既にマネックス証券で旧NISA口座を持っていたので、そのままマネックス証券で新NISA投資をしてる。そしてマネックス証券では5万円まではクレジットカード決済ができて、ポイントが付与される。但し、(なぜか)債券型投信はクレジットカード決済の対象外なので、物価連動国債ファンドは選べず。クレジットカード決済にすると、毎日買い付けが選べず、月1回「20日の3営業日前」の買い付けに自動的に決まっちゃうから、ボラティリティの少ない債券型こそクレジットカード決済したいのに。なんだかねえ、だけどしゃーないので、自分はREIT、米国高配当株式、金の計5万円をクレカ決済に。

クレジットカード決済でない場合は、証券総合取引口座の「預り金・MRF」から引き落とされるんだけど、残高が不足していると積み立てができないので、「つみたて定期自動入金サービス」で毎月積み立て相当額を提携銀行口座から自動引き落としするサービスを活用。同じようなサービスはどのNISA口座でも提供しているはず。積み立ては一旦設定したら、あとは忘れてほっぽらかしておくでオッケー。そのための「つみたて定期自動入金サービス」だな。

ということで、果報は寝て待てで7.5年後に目標2000万円をクリアするかを楽しみにしてる。これで連載を終わります。

Have a nice NISA life! バイビー。

(Face Book 2/21/24の投稿を転載)

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