見出し画像

【FX 勉強会】ファンダメンタルズ分析 VS テクニカル分析

ファンダメンタルズVSテクニカル

ファンダメンタルズ分析VSテクニカル分析
どちらが大切なのでしょうか。

「ファンダメンタルズ分析」とは、国の経済や企業の財務など基礎的な指標を用いて、株価や為替の将来の値動きを予想する手法。「ファンダメンタルズ」は国や企業の経済活動状況を示す基礎的な要因のことです。「経済の基礎的諸条件」とも呼ばれます。

「テクニカル分析」とは、価格や出来高の推移をグラフ化したチャートの形状から、将来の値動きを予想する手法のこと。

調べるとこのように出てきます。

「ファンダメンタルズ分析」は、たとえば日本だと「円」のこの先の動きが、国の政策の影響で円高円安どちらに動こうとしてるのか、ということを分析する事を言います。
一方「テクニカル分析」は僕たちが一番最初に興味を持つ分野なので説明するまでもありませんね。

僕のYouTube動画などの配信は、基本はテクニカル分析ですが、その背景にはファンダメンタルズ分析も入ってます。
ファンダメンタルズを考慮しないテクニカルだけの分析だとトンチンカンなものになってしまいます。

トレードの両輪

上記に記したように、ファンダメンタルズを取り入れないテクニカル分析はトンチンカンな内容になってしまいます。
つまり、「ファンダメンタルズ分析」「テクニカル分析」どちらが大切?の答えは、
『どちらも大切』ということになります。

ファンダメンタルズとテクニカルは、車の両輪と同じです。
どちらか片方が無くなってしまっては変な方向に行ってしまいます。
両輪がそろって、初めて本来の役目を果たすということですね。

ただ、初心者の方は最初はテクニカルだけでいいと思います。
あれもこれも考えると振り回されるので、まずはテクニカルだけでトレードしてみて、
少しトレードになれればファンダメンタルズ分析を取り入れていけばいいです。

また、ファンダメンタルズは大切ですが、大げさに取り入れる必要もありません。

実践ではどう考える?

では、実践でどのように活用するか。

例えば先程の円に関しては、「日銀が今からどう動こうとしてるのか?」を考えます。
ここからの方針が円高になるものなのか、円安になるものなのか。

アメリカの中央銀行の政策はドルの強弱に直結します。
今からドル高になるのか、ドル安になるのか、それがはっきりしてるとトレードの方向性がわかりやすくなります。

例えば、『今年はドル高に動く』
というのがわかっていれば、ドルストレート(ユーロドル、ポンドドルなど)の下落方向(ドル高方向)へのトレードをしていけばいいわけです。
同じように、『円安が継続する』
というのがわかっていれば、ドル円やクロス円(ポンド円やユーロ円)の上昇方向へトレードすればいいのです。

もちろん、チャートは上がったり下がったりするのでドル円なども一方的に上昇するわけではありません。
上昇すれば、ある程度下落して、再び上昇して高値を更新していく…という動きをします。

ただ、ドル円などのトレードをロングエントリーで戦っていくのか、ショートエントリーで戦っていくのか?
と考えた時に円安方向に動きやすいことがわかっていれば、ロングエントリーで戦う方が優位性がありますよね。

それがファンダメンタルズを考えるということです。
そこにテクニカル要素を取り入れると、ファンダメンタルズとテクニカルの両輪の完成です。

ファンダメンタルズは普段意識しなくても入って来る情報が多いので少し意識するだけで大丈夫です。
注意事項は「意識しすぎない」です。
ファンダメンタルズはあくまで大きな流れです。
ファンダメンタルズ的に円安が進みそうでも、そうじゃない時もあります。
意識しすぎると視野が狭くなるので、長期の方向性を考える上では大切ですが、細かい動きに固執しすぎるとドツボにハマりますのでご注意ください。


この記事がお役に立てましたら、サポートいただけると喜びます😊 いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!