英検２級ライティング｜合格点を取るためのたった３つのコツ（答案作成のテンプレート付き）
皆さん、こんにちは！
ストアカ日本一英語講師のTaka先生です。
毎月300人以上の学生や社会人の受講者の方たちにTOEIC、英検、英会話、英語学習のご指導をさせて頂いています。
僕のオンラインスクール「時短英会話教室」の講座はストアカ上に7万講座以上ある中で常にランキング上位で紹介されるほどたくさんの受講生にご受講頂いています。
このことは講師の僕自身や、講義の内容が特別なのではなく、英語を「正しく、順序よく、必要な量」学習したりトレーニングするプロセスをクリアにお伝えしているからだと思います。
週1回の授業やレッスン以外の自習や自主トレーニングの時間をどのように費やすべきなのか、どのような順序で何をどのくらいしたらいいのかがクリアになるからだと思います。
そのことが分からなくて英語がなかなか身につかない、英会話が上達しない、と悩んでいる方々に支持されているからだと思います。
実際に受講者からのそのようなレビューが毎日たくさん届いているので、その様子をインスタ(takanegi55)のストーリーズからも確認することが可能です。↓
https://www.instagram.com/takanegi55/?hl=ja
💎この記事を書いているTaka先生のプロフィール💎
■ 経歴：バンク・オブ・アメリカ、バークレイズ、ソシエテジェネラルなど米英仏の投資銀行で約20年グローバルマーケット業務に従事、2020年以降、オンライン英語講師・英語コーチ
■ ストアカ実績：ストアカ日本一講師、受講者数4600人超、毎月受講者数300人超 、受講者英検合格率80%超、レビュー「4.91」超（5.0満点中）、2022年ストアカトップレビュー獲得、2022年ストアカアワード３冠受賞（カテゴリー賞・最多開催賞・リピーター賞受賞）
■ 資格：英検1級合格、TOEIC980点
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この記事を読むと、以下の悩みが解消されます。
「英検２級ライティングでは、どんな問題が出るの？」
「いつもライティングが足を引っ張って英検２級に合格できない…」
「英文を書くのが苦手で、どう対策していいか分からない！」
この記事を読めば、
・「英検２級ライティングにどんな問題が出るのかが分かる」
・「英検２級ライティングのコツが分かる」
・「英検２級ライティングの解き方が分かり、得点源になる」
ようになります。
まずは英検２級ライティングの配点から見ていきましょう。
ライティングは16点満点と予想されています。
ライティングの点数の内訳は
・内容４点満点（”TOPIC”の質問に沿った内容か）
・構成４点満点（構成が正しいか）
・語彙４点満点（適切に単語や熟語が使われているか）
・文法４点満点（適切に文法が使われているか）
英検２級の合格ラインが6割前後なので、ライティングでは16点中10点以上を取る必要があります。
狙う得点の内訳は、
・内容２点
・構成３点
・語彙２点
・文法３点
となります。
簡単で構いません。
正しい英文を正しい構成で書くことにフォーカスしましょう。
それによってまずは10点をとることはとても簡単です。
▪️合格点を取る３つのコツ
【コツ１】型にそって書く
具体的には以下のような小論文の形です。
～～型例～～
「主張（イントロダクション）」（私は〇〇だと思います。）
I think that・・・. I have two reasons for this.
「理由１」
First, ・・・ .（最初に、こういう理由だから。）
「理由１を支持する理由」（こういうことがあるので。）
For example,・・・.（例えば・・・）
「理由２」
Second, ・・・ .（第二に、こういう理由だから。）
「理由２を支持する理由」（こういうことがあるので。）
For instance, ・・・ . （例えば・・・）
「再主張（コンクルージョン）」（以上から、私は〇〇だと思います。）
Because of all the reasons above, I think that ・・・ .
ポイントは
①主張（イントロダクション）で、「agree（賛成）」か「disagree（反対）」をはっきりと書いて、２つ理由があると書く。
②２つの理由については、それぞれ、理由を述べる文と、それを支持する理由又は具体例を必ず書く。
③再主張（コンクルージョン）は主張の文章と全く同じ文ではなく、内容を変えずに言い換えた文章で書く。
【例題】
Today, many people spend their vacations overseas. Do you think the number of people will increase in the future?
【主張】
I think that the number of people that spend their vacations overseas will increase in the future. I have two reasons for this.(23語）
【理由１】１つ目の理由は〇〇だから
First, more people are interested in leaning about foreign cultures.(10語）
【理由１を支持する理由】例えば〇〇だから
For example, I read many books and watch many movies about different cultures, because they are interesting.(17語）
【理由２】２つ目の理由は〇〇だから
Secondly, people have a chance to speak foreign languages overseas.(10語）
【理由２を支持する理由】例えば〇〇だから
For instance, many students spend vacations overseas, so they can practice speaking a foreign language.(15語）
【再主張】以上の理由から、私は〇〇だと思う
Because of all the reasons above, I think that more people will spend their vacations overseas in the future.(19語）（計94語）
いかがでしょうか？
型に沿って書くことのイメージがわいてきたのではないでしょうか。
上記の型（テンプレート）に沿って書けば、はシンプルで、かつ文字数もきちんと稼げるようになっているので、これを使って下さい。（これで構成点は満点だと思います。）
【コツ２】自信のある単語・文法を用いて簡単でもいいので正しい英文を書く
英検2級のライティングだからといって、2級の長文などと同じくらい難しい英文で書く必要はありません。
簡単な表現でいいので、自分が自信ある単語、熟語、言い回しを使って書くようにしましょう。
英語のライティングには次のような作法があります。
単語や表現についての作法
・同じ言い回しを使わないようにする
（同義語等を使って言い換えるようにする。）
文法についての作法
・省略形（can’tやdon’t）は使わない←減点の対象
（ライティングでは省略形を用いないのが基本。can not/do notと略さず書く。）
以下のような文法のミスに気をつける。
・時制のミス（基本は現在形で。時制の一致を忘れない）
・数のミス（単数なのか複数なのか、特に代名詞と三・単・現のsに注意）
・冠詞のつけ忘れ（a/an/theのつけ忘れに注意）
・Becauseではじまる不完全な文がある（becauseは接続詞であり、２文をつなぐもの）
【コツ３】論理的整合性を気にしすぎない（自分が思っていないことでもOK！）
人には色々な意見があるので、よほどのことがない限り、 論理的な整合性がない文章だと見られてしまうことはありません。
英検のライティングの試験は、英語で自分の意見を表明できるかが試されている試験であって、内容の正確さを判断する試験ではないので、自分の意見を出し、その理由を書くことに集中しましょう。
・幼稚な意見でも構わない。
（子供に分かりやすく自分の意見を話すことをイメージした方が書きやすいです。）
・自分が思っていないことでも構わない。
（本心じゃなくても全然OKです。深掘りして質問されるわけでないので。）
２つ理由が書けそうな立場「agree（賛成）」か「disagree（反対）」を選んで、理由を素早く書きましょう。
そして、出題されるテーマというのも各級によってある程度決まっています。
２級のライティングに出題される主なテーマは、
* 教育分野（外国語学習、ネット活用、ボランティア・課外活動、他）
* メディア分野（ネット中毒、ゲームの影響、広告、スマホ問題、他）
* 生活分野（タバコ、食生活、ストレス、都会と田舎、子育て、ペット、他）
* 文化分野（映画、旅行、アニメ、コンビニ、伝統、スポーツ、他）
* サイエンス・テクノロジー・環境分野（アプリ、オンラインショッピング、ロボット、他）
* ビジネス分野（在宅、過労、ストレス、企業研修、海外進出、ライフバランス他）
といった内容になります。
それぞれのテーマについて自分の立場（agree/disagree)を示し、それをサポートする理由を2つ考え、それを英語で書くという作業を本番でできる人はごく稀です。
最善の対策は、ライティングの模範解答の暗記することです。
10個くらいのトピックに対しての模範解答で構いません。
しかも、「agree（賛成）」か「disagree（反対）」のどちらかでOKです。
あらかじめ書くために必要な英語特有の表現や構文などが含まれているだけでなく、理由の部分をしっかりと理解した上で模範解答の英文を覚えることで、内容、構成、語彙、文法の４つの要素全てを総合的に身につけることが可能なのです。
10回分くらいの模範解答の文章が頭に入っていれば、ある程度の表現力がつき、論理的に英語でモノを書くという感覚が身についていきます。
英検のライティングや２次試験のスピーキングは単に、事実や感情、モノや人などの状態を言うだけの会話とは異なります。
自分の意見に対して論理的に主張を伝えることができるというコミュニケーションそのものの能力が英語でできるかが試されのです。
そのための最初はお手本に従って基礎をマネるところから始めることをお勧めします。
型がある程度身についた後に、添削などをしてもらうようにするととても効果的です。逆に型も身につかないうちから添削を繰り返しても、時間の割に効果はあまり得られません。
今回の記事を参考に「正しい英文を正しい構成で書く」ことを意識して、練習してみて下さいね。
いかがでしたか？
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