それでもわたしの生活は、そう変わってないわけだけど

すでにSNSなどでもお知らせ済みですし個別に挨拶させていただいた方も多いのですけど、先月・6月末でフリースクールRizを閉校としました。

いろんな方から心配の声をいただいていて、ろくにお返事できておらずごめんなさい。いろいろ手続きなどモタつきバタつき、SNSからもすっかり離れたままでおりました。月を越えようやく落ち着いてきたので、少しずつお返事していきますね。

さて、時間も体力も気力も追いつかず、ここしばらくnoteを書いても読んでもいなかったのですが、ちょっとあまりに心配されているので近況報告みたいなものをします。初めましての人がもしいてくれたら、ごめんね。

わたし、元気です

はい。元気です。

Rizを閉じることを決めた時、特に子どもたちに直接伝えていく時はしんどさでいっぱいだったのですが（シンプルにしんどい＆自分より子どもたちのほうがしんどいんだから的な自責のダブルパンチ）……、閉じることが決まってからはわりと平常運転です。

実際に行かないようになってから（空間がなくなってから）出てくるかなーとも思ったのだけど、むしろいまのほうが元気なくらい。

Rizを閉じてわたしは無事無職になったわけですが、ここ一週間はばりっと休むぞーと決めていたので、特に先のことを考えるでもなく、よく食べよく寝てよく遊んでおりました。ゲームがめっちゃ進んだ。PSPの英雄伝説シリーズ「空の軌跡」をやっております。

あとは愛犬の散歩にいったり、愛犬の写真を撮ったり、愛犬のブラッシングをしたり、愛犬のシャンプーをしたりしています。わたしがお風呂に入っている時以外はほぼほぼ一緒にいます。仲良し。

食欲もあり三食しっかり食べ、アイスも食べ、ポテチも食べ、すくすくと成長中。日付が変わる頃には寝て遅くとも7時半には起きているような生活です。健康かよ。

子どもたちも元気です

何より心配だったのは、Rizを頼りにしRizを居場所としてくれていた子どもたち。一人ひとりと話しをし、ご家族とも連絡を取りながらその後の進路などを考えました。

思ったよりも冷静に受け止めている子が多く（もちろんわたしの前だからというのもあると思いますが、お話しを伺ったところご家庭でもわりと元気そうな様子とのことでした）、子どもたちの成長を実感する面もあったり。こういうところで成長を感じるのは、すこし切ないですね。

場所はなくなったけど、繋がりはあるものですし

Rizは物件をお借りして運営していたので、解約したいま、建物は現存するものの「Rizとしての空間」はありません。机もソファも本棚も芝生の絨毯も、きれいさっぱり。

でも、わたしは皆さんが思っているよりも（そしてわたし自身が思っているよりも）それを悲観的に捉えていません。もちろん残念ではあるし切ないけれど、どちらかというと「ほっとした」が一番大きいです。

Rizを通じてできた繋がりまで消えるわけではないし、現に元スタッフの人や元生徒の子とも連絡が取れているし、むしろこれからは「フリースクール」という枠を超えた繋がり方、関わり方ができるのではないかなと思っています。

そして、わたし自身は不登校支援や子どもの居場所づくりからは離れようと思っていますが、Rizで提供していた無料相談サービスをもととした、お子さん向けの無料相談サービスは現在も継続しております。

不登校生の無料相談サイト『candle』

※わたしは関わってないよ

この3年間いろいろあったし「うおわぁ～～もう駄目だ～～～」と何度も思ったけれど、その度に子どもたちや他のスタッフたち、周りの皆さんに支えてもらってきました。あらためて感謝を伝えたいし、これを読んでくれているあなたとも、いつかどこかでまたご一緒できればなと思っています。

ありがとうございました。
これからも、よろしくお願いしますね。

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TOPの写真はRizのちかくの公園。ちかくの学校に通う子どもたちがよく遊びに来ていて、ベンチからぼうっと眺めるのが好きでした。