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メタ勉29】生成系AIがメタバースを進化させる!見えてきたメタバースの完成形を解説します。

→メタバースの楽しみ方って、現在のところ3タイプだと思ってまして、1)作り込まれたワールドを見る、2)アバター同士で交流する、3)開催されるイベントを見に行くという3大コンテンツなんですよね。

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で、1)の「作り込まれたワールド」であっても一度訪問して「ほう」と感心すれば二度の訪問はなく、「アバターでの交流」とはいってもシャイな日本人ではそうそう話しかける勇気もなく、イベントとは言ってもそうそう毎日開催できるわけでもなく。。。

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という感じで今ひとつ決め手にかけていた印象があります。いや、この3つの活用法でも充分なんですがもう一つ何か欲しかったのが個人的な感想でして。。。

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そんな中、昨年末より突然の「生成AI」のバズ化。本能的にこれは大きなイノベーションが起こる!という直感のもとこの1ヶ月どっぷり生成AIに使ってみて見えてきた事があるので共有させていただきたい!というのが今回のコラムです。

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まずはおさらいから。現在、爆発的に話題になっているChatGPTに代表される文章生成AIですが、今回の生成系AIブームは文章のみならず、写真生成、曲生成、動画生成と多岐にわたります。

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例えば現時点でも、架空のキャラクターの性格と世界観を「ChatGPT」で文章生成して、その文章(コンテキスト)で「Midjoueney」を使ってキャラクター画像を生成して、「D-ID」を使ってそのキャラクターにしゃべらせる。みたいな所まで来ています。

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あとは3Dアバターにリアルタイム対応で会話ができればメタバースのコンテンツになるのも時間の問題なんですね。つまり、最初の話に戻りますが、4つめのメタバースコンテンツが、独自の世界観を持つワールドに居る「AIアバター」に会いに行くというコンテンツであり新しい楽しみ方です。

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例えば、幕末の京都をイメージしたワールドに居る、坂本龍馬や西郷隆盛に扮したアバターに会いに行って、AIで性格設定された坂本龍馬AIアバターと議論を交わすみたいな体験や、高杉晋作AIアバターと坂本龍馬AIアバターが議論を交わすところを見学するとか、こんなメタバースの使い方のエンターテイメントが起こるという事なんですね。

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加えて、メタバースではAIアバターがリアルタイム対応してくれますが、アーカイブを切り出して編集すれば番組が作れますのでYoutubeにアップするAItuberが早々に登場しますよね。

Vtuber(ブイチューバー)の進化版という事でAItuber(アイチューバー)といった呼び方がいいでしょうねw

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事実、坂本龍馬の性格設定をしたチャットは実現していますし、その解答を音声で返して写真アバターを動かすという所まで出来ていますのであとは3D化のところだけなんですね。以下のLINEに登録するとだれでも試せます。

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坂本龍馬LINEチャットボット
https://page.line.me/?accountId=299vhosl

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この4つ目の活用方法が出てくると、一人でもワールド訪問して楽しめる方法が増えるんですね。これはゲームとはまた違った「メタバース体験」のキラーコンテンツになると読んでいます。
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この活用方法にはもう一つの大きな可能性を含みます。

[もし自由にAIアバターを作れるとなると誰に会いたいですか?]という質問をしたら「亡くなった故人」と答える人が多いのではないでしょうか?

そうなんですね。亡くなった親兄弟・恋人・友達という存在と会えるようになるんですね。スマホのアプリで気軽にTV電話する感覚でもいいでしょうし、VRデバイスで思い出の空間で懐かしい時間に没頭することもできます。こんな事が一気に現実的になってきたのがAI+メタバースの可能性になります。

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個人的観測ですが、年内にはAIアバターがメタバースに登場してくると推測しています。問題はどこが実現してくるかという点でして、自社でのAI「LLaMA」を持つMeta社か、新進気鋭のブラウザ型メタバースプラットフォームのSpatialか、それともWeb3系企業なのか?この辺は期待を込めて流れを見守りたいと思っています。

ではでは

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