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人生で一番大切なこと

ここ数年、人生の岐路の連続な気がするたからにゃです、こんにちは。

去年、今年と、意識して自分の人生の向かう先を変えてきました。

そのまっただ中にいる時は、生きた心地がしない時もありましたが、2016年を終える今、今年を振り返ってみると、まあ、よく頑張れたものだなーと思います。

ついに先日50歳になっちゃいましたが、どうして、50歳になろうという今になって、そんな風に人生の進路を変えようとするのか、ということですが……。

実はわたし、若い頃は、自分がやりたいことと正反対なことをやっているような人でした。

ぼんやりとやりたいことはあるけれど、それをやるのは怖いから、世間一般によしとされる無難な道を選んでいたんですね。

若い頃はそれでも良かったんですが、30過ぎた頃になると、もうそれではだめになりました。

苦しくてたまらなくてですね、子育てにかこつけて、お勤めをやめました。

そこから、自分を見つめる長い旅が始まったような気がします。

その自分を見つめる旅は、ここに至るまで二十年くらいかかりました。

少しずつ、少しずつ、自分の本当の気持ちを探っていく毎日だったんだと思います。

40歳も後半になると、それが少しずつ加速します。

なぜなら、そのくらいになると、死を意識するからです。

自分はあとどれだけ生きることができるだろうか、と、考えることもあります。

死ぬ時に、いい人生だったと思うことができるだろうか、と。

その時に感じるのは焦りでした。

こどもに恵まれ、家庭に恵まれ、幸せであるはずの自分ですが、人はそれだけでは生きていけないこともあるのです。

そのときの自分は、不完全燃焼感が半端なくて、もやもやしていました。

それで、コーチングを始めたのですが、何年かかかって、そこで出た答えが創作です。

小説を書き始めて、noteを始めて、そこから先は皆さんご存じのとおり、お絵描きを始めて今にいたります。

今、お絵描きについて、自分の心に問うてみると、確かにこれはやりたいことだ、という答えが返ってきます。

まるっきりの初心者からのスタートで、お金が儲かるあても当面ないですが、それでも描きたいと思うのですから、おそらくこれは本物なのだと思います。

人生で一番大切なことは、多分、そのときそのときの人生のステージで違うのかもしれません。

こどもが生まれた時、わたしにとって大切なことは、こどもたちの成長をそばで見守ることでした。

でも、こども達ももう成人しましたから、あとはそれぞれ自分でどうにかするでしょう。

今のわたしは、人生の晩年を前にして、もう一度、こどもに返って、自分のやりたいことで心を燃やそうとしています。

来年は、ただただ絵を描いて、遊ぶ一年にしようと思います。

多分、次への扉は、遊び尽くしたその向こうにあるような気がします。


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