【成功するコツより失敗するコツを意識する】
今晩も投稿していきます。
今回は最近聞いた講演からの気づきです。
先日、ある飲料メーカーの地方支店を立て直した方の講演を聞く機会がありました。
そのストーリーは書籍にもなっているので、目にした人もいるかもしれません。
書籍の内容はよく覚えていませんが、私も読んだことがあったので、お話が聞けることにかなり期待していたのですが、実際は・・・イマイチでした。
●何がイマイチだったのか
簡潔にいうと、成功の一事例としてはとても興味深く、理解できたのですが「こういうことをするとうまくいかない」という部分がなかったのです。
成功する(した)やり方はストーリー性もあるし、聞いていて楽しいものです。ただ、成功する(した)やり方はそれこそ、無数にあるわけです(『私は〇〇で成功した』とか『成功するための〇〇』などというタイトルの書籍を目にしたことがあると思います)。
その人だからできたとか、そのときの条件やタイミングだから成功した、とかいろいろあるわけです。つまり、再現性がない。
それよりも「〇〇をすると成功しない」という逆説的な話を聞きたいのです。そっちのほうが数は少ないでしょうし、成功するかどうかは別として、大きく失敗することは避けられるのではないか、と。
あと、現在その飲料メーカーは辞めて、ご自分で会社を立ち上げているのですが、そこで何をされているのか、どんな成功事例・失敗事例があったのか、ということも皆無でした。
組織を立ち直らせたことは確かにすごいな、とは思うのですが、たまたまうまくいった方法がほかの組織にも通用すると考えているのではないか、という疑問も持ちました。
●まとめ
・成功する(した)やり方ではなく、成功しないやり方に目を向ける
・成功する(した)やりかたは無数にある。反対に成功しないやり方はそれよりも少ないので、それをしないように努める。
・成功する(した)やり方は、再現性があるのかを考える
以上となります。
それではまた!
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