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iDeCo受取時の税制って?

iDeCo(個人型確定拠出年金)の
老齢給付金の受け取り方には、
・年金受取
・一時金受取
があり、両方を併用することも可能です。
 
年金で受け取る場合は雑所得となり、
公的年金等控除の対象になります。

この雑所得の金額は、
年金の収入金額-公的年金等控除額
で算出され、
年金の収入金額には、
確定拠出年金を年金で受け取る場合も含まれます。
 
一時金で受け取る場合は退職所得となり、
退職所得控除の対象になります。

この退職所得の金額は
(収入金額-退職所得控除額)×1/2
で算出されますが、
会社等からの退職一時金に対する
退職所得控除額は勤続年数に応じて計算し、
確定拠出年金の一時金に対する
退職所得控除額は加入期間に応じて計算します。
 

ただし、
通常、勤続年数とiDeCo加入期間は重複するため、
受給開始年齢が75歳に引き上げられたことに伴い、
退職一時金の受給後19年(改正前は14年)以内に
確定拠出年金の一時金を受給する場合は、
退職所得控除の計算において重複期間の調整が行われます。

一緒に学んでいきましょう!

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