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資産運用における現金比率って?

資産運用においての現金比率とは、
投資可能な資金の中で、
現金で持っている割合(%)を
指しています。

別の言い方では、
投資に回せるすべての資金で
ポートフォリオ(資産の組み合わせ)で、
株式や債券などの投資資産に
回していない
現金や預貯金の割合のことを指しています。

例として、
投資に回せる金融資産が100万円である場合に、
現金比率が10%とすると、
ポートフォリオの内90%が株式・債券等で、
10%が現預金で
持たれているということになります。

現金比率は投資の
自由度を表す指標にもなっています。

一般的には、
現金比率が高ければ投資の自由度が高く、
逆に低ければ投資の自由度は小さくなります。

現金や預貯金は
非常に流動性の高い、
動かしやすい資産となっています。

物やサービス、
または株や債券などの
他の金融商品を購入するときに、
現金があれば
すぐに購入できるわけですね。

株や債券などの
他の投資資産は
この点で異なります。

何かを購入するには
まずは株・債券を売却する必要が出てきます。

また、
これら金融商品の価額が購入時より下がっていれば、
誰でも売却するのを
ためらいやすくなります。

つまり、
資産運用における現金比率は、
すぐに他の資産に交換可能なお金がどれぐらいあるか、
という目安ともいえるわけですね。

一緒に学んでいきましょう!

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