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高年齢求職者給付金って?

高年齢求職者給付金とは、
65歳以上の高年齢被保険者が離職して
失業状態となった場合に
支給される手当になります。

2017(平成29)年1月1日以降、
65歳以上の人も雇用保険に加入できるようになり、
また受給年齢の上限制限もないため、
条件を満たす限り、
75歳や80歳であっても受給することが可能です。
 
高年齢求職者給付金は、
失業等給付の基本手当と異なり、
一時金で支給されます
(被保険者期間が1年以上なら50日分、1年未満なら30日分)。

また、年金(老齢厚生年金)と一緒に受け取ることができ、
高年齢求職者給付金を受け取っても、
年金が減額されることはありません。
 
ただし、
7日間の待期期間や、
自己都合退職の場合の給付制限期間(2ヵ月)などは、
一般の失業等給付の基本手当と同様に設けられているため、
これらの期間を経過した後でなければ、
高年齢求職者給付金の支給に必要な
失業の認定を受けることはできません。

失業認定日から受給期限(離職日の翌日から1年間)までの日数が、
上記支給日数に満たないときは、
その日数分しか支給されない点は注意が必要になります。

一緒に学んでいきましょう!

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