支給限度基準額って？

支給限度基準額は、
利用した介護保険制度のサービスに対して
要介護区分ごとに定められている
保険給付の上限額のことになります。

有限である介護保険制度のサービス利用が、
一部の要介護者に偏ってしまうことのないよう、
在宅に関する保険給付については、
要介護区分ごとに支給限度基準額が設けられています。

保険給付はその範囲内で利用した
サービスについて行われ、
利用した金額の1～3割が自己負担となります。

自己負担割合は所得によって異なります。
　
ただ、在宅サービスにおいては、
上乗せサービスとして、
利用者がその費用を全額自己負担することで、
支給限度基準額を超えるサービスを
利用することが認められています。
　
一方、
介護保険制度の保険給付対象外のサービスとして
横出しサービスとよばれているものもあります。

大人用紙おむつの支給などがこれに当たり、
こちらも全額自己負担となりますが、
市区町村によっては介護保険制度とは別に
独自のサービスを提供しているところもあるため、
どのようなサービスがあるのか
確認してみるとよいでしょう。

一緒に学んでいきましょう。