TOPIXって？

TOPIX（東証株価指数）は、
従来の東京証券取引所第一部に
上場されている全銘柄を対象に
時価総額を指数化したものになります！

時価総額とは、
株価と上場株式数を乗じたもので、
1968年1月4日の全銘柄の時価総額（終値）を100として、
それを基準にその後の時価総額を
東京証券取引所が毎日算出・公表しています。
　
なお、
東京証券取引所の株式市場が、
2022（令和４）年４月に
・プライム
・スタンダード
・グロース
の３市場に再編されたことに伴って、
東証株価指数（TOPIX）構成銘柄の対象も、
これまでの第一部上場の全企業から、
プライム市場上場企業と、
従来の第一部上場企業のうち
流通株式時価総額が100億円以上の企業などに
絞ることとなっています。

はじめは、
これまでの採用銘柄を維持しますが、
流通株式時価総額が100億円未満の企業は
2022（令和４）年10月末から
2025（令和７）年１月末にかけて、
段階的に除外されていく予定となっています。
　
TOPIXは、
各銘柄の時価総額を加重平均するため、
時価総額の大きい銘柄の
影響を受けやすいという特徴があります。

・有償増資
・新規上場
・上場廃止
などがあると、
株価が変わらなくても時価総額が変化してしまうため、
このようなケースでは時価総額を修正して計算します。

TOPIXは株式数、
つまり各銘柄のボリュームを加味して
計算されていることから、
大型株（株式数の多い株式）の
影響を受けやすいという特徴があります。
　
なお、TOPIXの算定基準について、
従来は東京証券取引所に上場されている
株式数で算定していましたが、
現在は親会社や役員が保有する株式や
実際に市場で売買される可能性の低い株式（固定株）を
上場株式数から除いた浮動株を用いています。

一緒に学んでいきましょう！