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ポジティブサイコロジー@佐久島

ポジティブサイコロジー≠ポジティブシンキング

佐久島は愛知県西尾市の一色港からフェリーで20分の離島です。人口は季節によって増減するものの、大体200人と言われています。なぜ今佐久島に注目が集まっているのでしょうか?近年注目されてきている精神医学の一分野であるポジティブサイコロジーにそのヒントがあります。

ポジティブサイコロジーは従来の人間の感情はポジティブとネガティブのどちらかであるという考え方を見直して、人間の感情はポジティブとネガティブが混在しているととらえなおしています。混同しがちなものとしてポジティブシンキングがあり、これはネガティブなことがあってもポジティブにとらえなおすということなのでポジティブサイコロジーとは全く異なります。「しあわせですか?」ときかれて自信をもって幸せだとこたえられるようにするには感情のポジティブな部分を育んでいかなければなりません。

ポジティブサイコロジー5つの要素がいっぱいの佐久島

その①:ポジティブな感情

佐久島にはポジティブな感情がいっぱいです。佐久島の生活様式は純和風で家族や近所づきあいを大切にする。お互いさまの精神で感謝しあう近所づきあいや、農業漁業で収穫があったときの喜び、日が暮れたら家でゆっくり趣味に打ち込む安らぎの時間などなど離島だからある古き良き日本の生活。佐久島はポジティブであるれています。

その②:エンゲージメント

佐久島という環境がそもそもエンゲージメントです。コンビニもない離島なので、ちょっと遊びに行こうなんて気が散ることはありません。佐久島で暮らすためには自分でできることは自分でやることは基本中の基本。天気や潮の満ち引きを考えながら漁業や民宿などの観光業は仕事の予定を立てていきます。自然を相手に佐久島で生きていくことが一生懸命。余計なことを考えずに没頭できます。

その③:関係性

佐久島で生きていくには助け合いとお互い様は基本中の基本。昔ながらの町内会ベースの人付き合いが今も根強く残っています。人間関係なので色々あっても元気な人が村の仕事を率先して引き受けていい村を作っていく気持ちはみんな同じです。人間って協力して仕事をすると気持ちが自然とポジティブに振れていくんですね。

その④:意義

ポジティブサイコロジーが欧米発祥であることを反映して意義を要素に入れてきています。洋風な感じでは神様信じてますか?的な意味合いかもしれませんが、和風にすると諸行無常を感じるみたいな感じでしょうか。現代風な感じで、人生の意義を自分で考えるとかすると逆効果になりうるかもしれないので要注意です。生きててよかったって感じるようにすると意義を感じやすいかもしれません。

その⑤:達成

達成すると幸せってのは分かりやすいですね。ただ、達成することにこだわりすぎると逆効果になります。諸刃の剣感があって、そういうところが医学っぽいですね。ポジティブサイコロジーを活用するときはお医者さんと一緒にやりましょう!

ポジティブサイコロジーとウェルネス

ウェルネスって聞いたことありますか?ただお金を稼ぎまくってお金持ちってだけでは幸せになれないって皆さんよくいいますよね?ウェルネスっていうのはただ病気じゃないってことではなく、幸せを感じていて元気一杯って意味ですね。

ポジティブサイコロジーは人間が幸せを感じる原理を考える精神医学の一分野です。心の健康もウェルネスに必要な要素です。ウェルネスを追求するためにはポジティブサイコロジーが絶対に必要になってきます。

ウェルネスアイランド佐久島

ポジティブサイコロジー5つの要素がいっぱいの佐久島の紹介でした。まずは一回佐久島に来てみて自分らしいウェルネスの感じ方を探してみましょう!島内を自転車で散策するだけでも楽しいですよ。

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